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お知らせ

2020.01.09 (Thu)
今回はお知らせです。怖い話ではありません。
昨年末から、ライブドアブログさんに「怖い話します(別館)」
今年に入って、Amebaブログさんに「怖い話します(選集)」というブログを
新しく立ち上げました。ただし、そちらの内容は当ブログの過去記事のうち、
怖い話だけを載せるもので、新しい記事を書く予定は今のところありません。

なぜこんなことをしたかというと、そちらから当ブログへの読者の流入を
ねらったわけではありません。当ブログを立ち上げたのはもう7年も前ですが、
当時は、パソコンから見ていただくことを想定していました。
ところが、始めるとすぐに「見にくい」 「読みにくい」という苦情が
殺到しまして、これらはモバイル端末からご覧になってる方なんだと思いました。

たしかに、当ブログは画面の地がダークグレーで、フォントが白のため、
自分で確認しても見にくいとは思ったんですが、まあいいかとずっと
放置してたんです。ただ、明らかに見えづらい黄色の文字などは
やめてました。で、ようやっと、スマホで もう少し見やすくしなきゃと
考えまして、白地に黒フォントのブログをつくったわけです。
今はもう、パソコンから見ておられる方はほんとに少数なんですよね。

内容はただ当ブログの過去記事を転載するだけなので、時間はあまり
かかりません。で、FC2さん以外のブログサービスを利用してみると、
あたり前ですが、かなり特徴が違うんですね。

ライブドアさんの場合は、いっさい広告が入らないので、
たいへんすっきりしたブログになります。
また、HTML編集もやりやすいですね。
ビジネスユースや自分のお店の宣伝などにいいかもしれません。

Amebaさんのほうは、どうしてもgoogleの大きな広告が
入ってしまうようですが、これはしかたありません。
また、ブログのカスタマイズもしづらい気がします。
ただし、Amebaブログどうしのコミュニケーションが取りやすい形に
なっていて、ブログを通じていろんな人と交流したいといった
場合には便利な機能がたくさんあるようです。

コメント等は、当ブログにいただいたものは必ずお返事していますが、
姉妹ブログのほうは時間的に厳しく、やらないつもりですので、
その点をご了承していただきたいと思います。
ということで、姉妹ブログともどもよろしくお願いします。

リンク
『怖い話します(選集)』
『怖い話します(別館)』







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新年のごあいさつ

2020.01.01 (Wed)


みなさま、明けましておめでとうございます。できるだけ毎日更新を
心がけていきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いします。

bigbossman





当ブログの記事について

2019.12.09 (Mon)


今回はこういうお題でいきます。まあ、雑記ですね。
あんまり面白い内容にはならないと思いますが、最近このブログを
ご覧になり始めたという方には、だいたいの記事のコンセプトが
わかっていいかもしれません。

・怖い話とナンセンス話
どちらも基本的には自分の創作です。中には聞き取り取材をして書いた
ものもありますが、それは10話にも満たないですね。
怖い話の場合、「創作は興味ない」という方も多いですので、
このブログを始めるときに、創作と明言するかどうか迷ったんですが、
「創作怪談のブログ」でやっていくことにしました。

これにはいろんな理由があります。一番大きいのは、話の自由度を
高めたいということです。逆に言えば「実話怪談」はやはり不自由
なんですよね。まず第一に、現実感、リアリティを重視しなくては
なりません。本当にあっても不思議ではないような内容に
する必要がありますが、それを何十話、何百話と続けるのは難しい。

怖い話を書くのは自分の趣味なので、あまりガチガチの制約の中で
書くのは面白くない、ということもあります。最初から創作と
しておけば、非現実的な話やファンタジー的な話など、
書く内容の自由度が高まり、バラエティが広がります。

それと、これは前にも書きましたが、人がどんな話を怖いと思うかは
けっこうバラバラなんです。ある人が「すごい怖かった」という話が、
別の人は「何これ、嘘くさい」という感想になることも珍しくは
ありません。そこで、できるだけいろんなタイプの話を混ぜて
書いていこうと考えたんですね。

あと、前は毎日怖い話を書いてたんですが、やはり無理があって、
どんどんレベルが落ちていくのが自分でもわかりました。
現在は3日に1話のペースで、これくらいがちょうどいい気がします。
みなさんの中には、もしかしたら間は飛ばして怖い話だけ読む、
という方もおられるかもしれませんが、それでぜんぜんかまいません。



最近の傾向として、どうも内容をひねって話術のテクニックを使った
ものが多くなっている気がして、少し反省しています。
もう少しストレートに怖さを追求したものに軌道を修正して
いきたいと考えてるんですが、どうなりますことやら。

・怖い歴史系の記事
自分で言うのもなんですが、自分は歴史系はけっこう詳しいです。
じつは歴史雑誌に原稿を書いたりもしてるんです。ただこれ、
あまりに専門的になりすぎると、怪談の読者の方はついて
これないんですよね。歴史上の出来事の中でも、謎と不思議あるものを
取り上げてはいるんですが、せまい小路に入っていかないよう
気をつけたいと思ってます。

・科学ニュース系の記事
自分は物理学や生命科学に個人的に興味を持っていて、あと、
本業は占星術師ですので、宇宙論は積極的に取り上げて
いきたいと思ってます。ただ、やはり専門ではないので、なるべく
正確に書くようにはしてるものの、大きな間違いなんかも
あるかもしれません。そのつもりでお読みください。

・妖怪談義
このジャンルは最近さぼってます。理由ははっきりしていて、
読み解きやすい妖怪のほとんどを取り上げてしまったので、
残ってるのは専門の妖怪研究家でも首をひねるような難物
ばかりなんです。まあでも、機会があれば再開したいと考えてます。

・UMA談義
これもねえ、UMAは大好きなんですが、UFOともども世間様に
取り上げられること自体が少なくなりましたよねえ。自分が
子どもの頃は「世界のUMA」みたいな本がたくさん出てたんですが、
今は書店に行っても見かけることが少なくなりました。
コンビニ本ではまだあるみたいですが。

オカルトフアンとしては残念ではありますが、いっぽうでは、
地上波テレビの2時間特番で、UFOやUMAが取り上げられていた時代の
ほうが異常だったのかな、とも思います。UFOのほうは海外では
それなりに盛り上がってるものの、日本は話題がないですね。

・オカルト論
最近力を入れているのがこのジャンルです。「◯◯のオカルト」
という題の記事をかなり書きました。何でこれをやってるかというと、
現代の日常生活の中に、どのくらいオカルト由来のものが
まぎれ込んでいるかを明らかにしたいと思うからです。

「オカルトなんて全部ウソだろ」 「そんなことは科学的にありえない」
こう言ってオカルトを否定する人は世の中に多いんですが、
でも、その人の行動を見てると、自分では意識しないまま、
オカルトや迷信と呼ばれることをけっこうやってるんですよね。
比較宗教論みたいなのもこのジャンルに入ります。

あとは、実際に新聞等で取り上げられたオカルト事件、オカルト本の
感想、ホラー映画の感想などもやってますが、映画については、
自分の本業の一部でもありますので、このブログではあまり詳しくは
ふれられないんす。そこのところはご理解ください。

さてさて、ということで、当ブログでやっている内容をざっと
ご紹介しました。これは自分の趣味ですので、読んでいただいている
みなさんには大変感謝しています。いつまで続けられるかは
わかりませんが、今後ともよろしくお願いします。






お知らせ

2019.11.05 (Tue)
じつは当ブログには、ライブドアさんのほうに別館があります。
載っているのは、みなさん一度お読みになったことがある記事ばかりなんですが、
よろしければご訪問ください。

怖い話します(別館)
















「隻手の声」あれこれ

2019.08.19 (Mon)
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今回も仏教のお話です。ただこれねえ、自分もちゃんとわかってる
わけではないので(じゃ書くなよ!)、本項の記事はかなり内容が
あちこちに飛んで、まとまりのないものになりそうな気がします。
というわけで、スルーされたほうがいいかもしれません。

さて、自分が「隻手(せきしゅ)の声」を初めて知ったのは、
アメリカ由来です。高校時代にアメリカの小説家、J・D・サリンジャーの
短編集『ナイン・ストーリーズ』を読んだとき、エピグラフとして
書かれてあったんですね。サリンジャーはすごく人気があったので、
自分と同じようにして知ったという方は、多いんじゃないでしょうか。

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で、そのとき、禅の公案だろうというのは何となくわかりました。
いかにもそれっぽいですからね。あと、アメリカの進歩人の間で
禅が流行していることも知識としてはありました。
ただ、中国でつくられたものかなと思ってたんです。

さて、「隻手の声」は、日本の江戸中期の僧、白隠が考え出したものです。
白隠は、衰退していた臨済宗を立て直したということで、中興の祖と
呼ばれています。18世紀の、わりに新しい時代の人なんですね。
ビートルズのジョン・レノンやジャズの巨匠、マイルス・デイヴィスが
自宅に白隠の禅画を飾っていたのは有名です。

白隠禅師
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こういうものです。「両手の鳴る音は知る。では片手の鳴る音はいかに」
意味は解説するまでもないでしょうが、両手を強く合わせると
パンという音がする。では、片手だったらどうなのか?
片手だけ上げれば何の音もしないのはあたり前ですが、
そういう答えを言うと、師にダメ出しをされて追い返されてしまいます。

この公案は「初透関(しょとうかん)」と呼ばれ、禅宗に入門した者が
まず与えられるものの一つのようです。白隠は、この「隻手音声」を            
透過した者に「龍杖図」という図画を書き与えて、
入門許可証としていたようです。まあ、仏教にあまり詳しくない
自分から見ても、これはいい問題だと思います。

仙人 白幽子
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さて、白隠禅師といえば、いろいろと面白いエピソードがあります。
若いころ、禅に打ち込むあまり「禅病」(現代で言うところのノイローゼ?)
に苦しんだため、人の話を伝え聞いて、京都の白川村の山中に暮らす
白幽子という人物を訪れます。白幽子は実在の人物で、書家なんですが、
何百年も生きている仙人であるという噂がありました。

で、白幽子から「内観の法」という健康法?を教わり、それで病気が癒え、
他の弟子たちにも教えたとされます。内観の法は、仰向けに寝て、
丹田(へその下の下腹部)から両足にかけての範囲に意識を置くというもので、
実態はよくわからないんですが、中国の内気功に似たものではないか
とも言われます。ヨーガのチャクラとも共通点がありそうです。

達磨大師
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さて、ここからはかなり理屈っぽい話になっていきます。禅宗は、
6世紀ころにインドから中国にやってきた達磨大師(ボーディダルマ)が
開いたとされています。ただ、達磨大師の生涯は伝説的で、
どこまでが本当なのかよくわからないんですよね。
実在の人物ではないとする説まであります。

日本の縁起物の「だるま」は、達磨大師が壁に向かって長い間座禅を
続けたため、手足が腐って落ちてしまった姿を表していると言われますが、
まあ、そんなことはないでしょう。達磨大師以前にも、仏教には座って
瞑想をする修行法はありましたが、禅宗は座禅を修行の中心に据えます。

ここで少し話を変えますが、日本は島国で、仏教は直接インドから
伝来したわけではなく、中国由来でワンクッション置かれています。
で、仏教は中国で微妙に変質してしまっているんです。「偽経」というのが
ありますが、これはサンスクリットの漢訳ではなく、中国でできたお経で、
儒教や道教の内容を、お経の体裁で語っているものです。

老子 道教の神「太上老君」と同一視される
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仏教の中心的概念の一つに「空」があります。すべてのものは、互いに
依存しながら成り立っていて、つねに生成と消滅をくり返しており、
あらゆるものには実体がない。なんだか、物理学の最新理論みたいですね。
ですが、それまで中国にあった宗教、儒教でも道教でも、
基本的には、この世で利益を得るためのものでした。

儒教は、「仁」によって世の中をよく治めることが目的とされ、
道教は、人間は死ねば無になってしまう、だから修行を積んで不老不死を得、
仙人になって天を自在にかけ巡ろう・・・思い切り単純化してしまいましたが、
大きな部分では間違いはないと思います。中国人には、あらゆるものに
対する否定である「空」が、なかなか理解できなかったんですね。

ですから、空の概念を、道教や老荘思想の「無」で理解しようとしました。
で、こんなことを書けば怒られそうですが、禅宗も、
中国で成り立ち発展したものであるため、空について、
もともとの形と違うようにとらえられていると、自分は考えています。

玄奘三蔵
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中国で仏教は変質し、禅をはじめ、さまざまな論を説くものが現れてきた。
この現状に危機感を持った玄奘三蔵法師は、
仏典の研究は原典によるべきであると考えて、629年、国禁を犯して
密かに出国、インドへの取経の旅へと出ることになるわけです。

さてさて、「隻手の声」ですが、一般的には「無音という音」と
解釈されることが多いんですが、それだけだと厳しい老師には不合格に
されるかもしれません。自分自身が座禅を通じて、「片手の音」に
なりきることが大切なんだろうと思います。では、今回はこのへんで。

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