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「モンスの天使」をめぐる話

2020.09.02 (Wed)
アーカイブ386

映画『コンスタンチン』に登場する天使ガブリエル 悪に傾いているため羽が黒くなっています
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今回はこういうお題でいきます。オカルトブログらしいテーマですが、
ただこれ、キリスト教などに興味がない人には、
たいして面白くない内容だと思いますので、スルー推奨です。
さて、日本ではアンケートをとれば、心霊を信じる人は多いですよね。
UFOを信じる人もそれなりにいます。

youtubeなどの動画投稿サイトには、「幽霊の動画」 「UFOの動画」が
たくさんあがっていますが、日本人が投稿した「天使の動画」ってほとんど
ないですよね。ところが、英語の「angel appearance (天使出現)」で
検索すると、いろんなのが出てきます。

angel appearance
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これ、どうしてでしょう。 なんで日本人は天使を目撃しないのか?
その答えの一つは、「日本人にキリスト教徒が少ないから」。
身もフタもない回答ですが、そうとしか言いようがありません。
天使は神の御使いですので、キリスト教信者ではない人の
前には現れないんですね。

これは、悪魔についても同じです。悪魔は、神を信じる人を誘惑して
堕落させようとします。そしてその魂を地獄に持って帰る。
ところが、日本人はキリスト教の神を信じず、
そういう異教徒は必ず地獄に落ちることに決まっているので、
わざわざ悪魔が出てくる必要がないんです。ほっといてかまわない。

天使が墜落すると悪魔になる
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さて、では、天使ってどういうものでしょうか。ここでは、ユダヤ教、
キリスト教、イスラム教で信じられている天使について書いていきます。
(仏教にも天使という語はありますが、混乱するので今回はふれません)
この3つの宗教は同じ神を信じていて、『旧約聖書』が
聖典の一つになっています。『旧約聖書』には、
天使が登場する場面があちこちに出てきます。

天使には肉体があるのか、それとも霊的な存在なのか。これについては、
各宗教・宗派で意見が分かれているんですが、どっちかといえば、
肉体を持たない説のほうが優勢かもしれません。ただし、必要なときには、
人間と同じような姿で現れることができます。



ただ、その場合でも、天使は性別を持っていないと考えられることが
多いんです。宗教画では、女性のように見える顔をした天使でも、基本的に、
胸がふくらんでないように描かれます。もう少し美術の話を続けましょうか。
『新約聖書』で、天使が出てくる最も有名な場面は、
処女マリアのもとに受胎を告知するために訪れるところでしょう。

下の絵は、17世紀のスペインの画家、エステバン・ムリーリョの
『受胎告知』です。宗教画には様々な決まりごとがあり、受胎告知の
場面では、読書をしたり、糸を紡いでいるマリアのもとに天使が
現れる場合が多いんです。これは突然の驚きを表します。また、
絵の中の白い鳩は「精霊」、白百合の花は「純潔」の象徴です。

バルトロメ・エステバン・ムリーリョ 『受胎告知』(部分) クリックで拡大できます
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あと、この絵で、上のほうにたくさんいる赤ちゃん天使たちは、
ローマ神話のキューピッドからの影響だと考えられます。あとはそうですね、
キリスト教には大きく分けて、カトリックとプロテスタントがありますが、
天使を崇敬しているのはカトリックのほうです。名前のある天使として、
大天使ガブリエル、ラファエル、ミカエルが聖書に登場します。

さて、天使が出現したエピソードは多数ありますが、よく知られているのは、
表題になっている、「モンスの天使事件 (The Angels of Mons)」ですね。
概要を説明すると、第一次世界大戦時の1914年、ベルギーの
モンスにおいて、少数のイギリス軍がドイツの大軍との戦っている最中、

モンスの天使
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全滅しそうになったとき、一人のイギリス兵が神に祈りを捧げると、
雲の中から、後光がさした灰色の人型のものが多数現れ、
巨大な弓と矢で、ドイツ兵を次々と撃ち倒していった、という内容です。
この話は、あっという間にヨーロッパ中に広まっていきました。

ですが、現在ではほぼ全容が明らかになっています。イギリスの
怪奇小説家で、魔術結社にも所属していたアーサー・マッケンが、
戦闘の1ヶ月後に「弓兵」という短編を書き、「イヴニング・ニューズ」紙に
発表。さらにその内容が、神智学協会の会合で話されたことで、
事実として流布していったんです。

アーサー・マッケン
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作者のマッケンは、創作であることを表明していますが、
噂が広まる勢いをくいとめることはできませんでした。この話については、
英語で書かれた詳細な研究がいくつもあります。さて、
ローマの前1世紀の政治家、ジュリアス・シーザーの名言の一つで、
「人は自分の見たいものしか見ない」というのをご存知でしょうか。

上記の「モンスの天使事件」の場合、「神がイギリスに味方している」という
ことを信じたいため、噂がすごい勢いで拡散していったんでしょう。
一般的な天使についても同じだと思います。キリスト教などを強く
信じている人が、雲の中などに天使を見てしまうことは、十分考えられます。

さてさて、では、幽霊やUFOはどうでしょう。「幽霊を見たい・
不可思議なことを体験したい」、あるいは逆に「怖い、怖い」、
そういう強い思いを抱いて心霊スポットなどに行けば、やはり、何かを
見てしまう可能性が高まるんじゃないでしょうか。では、今回はこのへんで。





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雑感 専門ブログです

2020.08.08 (Sat)
※ 雑記ですのでスルー推奨です。

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当ブログは2013年の7月に始めまして、もう7年がたった
わけですが、途中、病気をしたため1年2ヶ月ほど中断があります。
その他、旅行のために短期間のお休みもありましたが、
それ以外は ほぼ毎日、怖い話やオカルト記事を書いています。

毎日更新はけっこう大変でした。自分は自由業なんですが、
それでも週の半分は打ち合わせや試写会、仕事上の飲み会なんかが
あります。また、占星術師として夜中に天測をしてますので、
どうしてもブログが書けないスケジュールの日もあるんですが、
そういうときは、書き溜めていた記事を自動投稿してしのいでます。

ブログを始めたもともとの動機は、ネットの掲示板に書き散らして
いた怖い話を一ヶ所にまとめようと考えたためです。ですから、
当ブログの最初のほうに出てくる話は、他のまとめサイトに掲載
されてたり、動画サイトで朗読されてたりします。
まあ、それはそれで別にかまいません。

現在、当ブログの目的は2つ。自分が書いた怖い話を
発表することと、オカルトについての記事をまとめることです。
ブログを始めた当初は、なるべく多くの人に来てもらいたいと思い、
他のブログを訪問したり、あれこれ活動してましたが、

今はその手のことはやっていません。テーマが、オカルト、
怖い話ですので、そういうのを最初から好まない人も多いんですよね。
また、基本的なオカルトの知識のない方には、
当ブログの内容は見てもチンプンカンプンだと思います。

キャプチャnbvnnb

ということで、アクセス数を増やすことは、現在、目的には
していません。自分はアフィリエイトなども一切入れてないので、
ブログから発生する利益はゼロで、その面からも
アクセス数を増やす意味はないんですね。

こう書くと、姉妹ブログをつくったじゃないかと言われそうです。
たしかに、ライブドアさんとamebaさんに同名のブログを
開設させてもらったんですが、このブログの記事を転載するだけの
ミラーサイトのようなもので、新しい記事はありません。

姉妹ブログをつくった理由は、当ブログを始めた当初から、
「見にくい」とずーっと言われ続けててきたためで、たくさんコメントも
いただいています。たしかに、黒地に白のゴシック体は
自分でも見にくいだろうと思います。

ブログを始めた7年前は、まだまだPCからアクセスされる
方が多く、現在のようにスマホやタブレットから見られることが
増えるとは思ってなかったんですね。でも、さすがに現状を考えると
これではいけないと思いました。このブログのレイアウトを

変更することも考えたんですが、それも面倒なので、別ブログを
立ち上げたわけです。姉妹ブログのほうは、
ごくごくシンプルな装丁、白地に黒のフォントなので、
ここよりはずっと見やすいと思います。
姉妹ブログへのリンクは最初のページに貼ってあります。

キャプチャ

これ、やってみると、ブログサービスごとに特徴があるんですね。
おそらくアクセス数は、ここ(FC2)よりもamebaさんのほうが
多いんだと思います。ブロガー同士がつながるための仕組みが
よくできています。まあ自分の場合、ブロ友やアメンバーは
やらないので、あんまり関係はないんですが。

さて、最近、当ブログは専門ブログだと思ってきています。
専門ブログというのは、例えば道路工事の、その中でも側溝工事
専門の会社があったとします。そういうところのブログって、
見る人は限られてまよね。同じ工事関係者か、
これから側溝工事を予定しているお客さんなど。

それと同様、当ブログも、オカルトが必要な人に、必要な情報を
提供するためのブログとして機能させていきたいと考えています。
そのためには、オカルトの表面に見えているものだけではなく、
なるべく裏情報を書いていく必要があるなと思いました。

それと、これまではオカルトの分野の中でも、記事が特に
心霊にかたよってたんですが、なるべくまんべんなく、魔術や
陰謀論、UFOなども取り上げていこうと考えています。
このところ、「悪魔学」や「UFO学入門」などを書いてるのも
その意図があってのことです。

ということで、オカルトに興味がある人、怖い話が好きな人の
ための専門ブログをめざしていきたいと思ってるんです。
たまたま自分はアメリカに住んでいたことがあって、
英語はそこそこわかりますので、できるかぎりオカルトの
原情報にあたって、正確な取材をしていきたいですね。

さてさて、ブログ開設8年目に入っての雑感でした。
健康問題もあり、いつまで続けられるか自信はないんですが、
毎日更新はできるだけやっていきたいと思いますので、
今後ともよろしくお願いします。では、今回はこのへんで。





仏像の話あれこれ

2020.05.14 (Thu)
アーカイブ277


「帝釈天像」(インドラ神)

今回はこういうお題でいきます。ただ、自分もあまり詳しい分野では
ないので(じゃあ書くなよというツッコミがありそうですが)、
いろいろ間違いがあるかもしれません。現在、日本にある仏像は
信仰の対象であり、また美術品としての価値もあります。

自分は大阪に住んでいるので、京都・奈良はそう時間をかけないで
行くことができます。年に数回は、ぶらっと奈良に日帰りで行って、
仏閣、仏像を見て回ることもありますが、自分は仏教の信者ではないので、
歴史的な興味が中心です。では、仏像っていったい何を表していて、
いつ、どうやってできたんでしょうか。

もともと、紀元前5世紀ころにお釈迦様が始めた原始仏教は
きわめて哲学的な内容で、現世での生き方を対象にしたものでした。
お釈迦様は死後の世界や輪廻転生、地獄や極楽については何も語って
いません。それは人間の理解を超えたものであり、
わからないものは語るべきではないという姿勢だったんです。

「仏足石」
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そのお釈迦様が亡くなり、弟子たちはお釈迦様の教えを尊ぶとともに、
仏教の開祖であるお釈迦様自体を慕いますが、
お釈迦様の像がつくられるということはありませんでした。
お釈迦様はこの世から消え去り、「悟りを開いた姿のない仏」となったと
考えられ、姿のないものの像はつくりようがないですよね。

ですから、仏教で礼拝の対象となるのは、お釈迦様の遺骨を納めた「仏塔」、
お釈迦様の教えを車輪に例えた「法輪」、お釈迦様の足の裏を彫った
「仏足石」などでした。この状態は長く続き、
お釈迦様の死後500年ほどは、仏像というものはなかったんです。

さて、その500年の間に、個人一人ひとりが悟りを開くための
「上座部仏教(小乗仏教)」から、多くの大衆を救済することを目的とした
「大乗仏教」が派生しました。現在でも、東南アジアの国には上座部仏教が
多いですよね。日本へは、中国を通じて大乗仏教が伝わってきます。

ギリシア彫刻のようなガンダーラの仏像
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大乗仏教では、多くの衆生を救済に導くため、「姿を現した仏」が
必要とされました。そこで初めて仏像がつくられることになったわけです。
最初の仏像は、紀元前1世紀ころ、西北インドのガンダーラ地方、
マトゥーラ地方でつくられ始めます。どちらが最初なのかは、
長年論争があってはっきりしていません。

ガンダーラ地方はシルクロード上にありましたので、初期の仏像は
ギリシア美術の影響を受けたスタイルでした。マトゥーラ地方のものは、
それよりはインド風ですね。はじめはお釈迦様の仏像だけだったんですが、
仏教の教えにより、悟りを開いて仏になった人物が次々と現れ、
その人たちの仏の像もつくられるようになっていったんです。

悟りを開いて仏になった者を「如来」と言います。みなさんも、
薬師如来、阿弥陀如来、大日如来などの名前は知っておられると思います。
これらは、もともとは仏教の修行をした人間だったんです。
仏像としての如来像は、基本的には衣を一枚身にまとっただけの
簡素な姿で、装身具もほとんどつけていません。

衣一枚だけの「薬師如来像」
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ただし、密教の大日如来だけは仏の中の最高位と考えられているため
少し違います。次に「菩薩」ですが、これは大衆を救おうという願いを持ち、
仏教を修行している途中の者です。ですから、如来よりは位が落ちるんです。
菩薩像は、シャカ族の王子であった修行中のお釈迦様がモデルに
なっているため、頭に宝冠をいただき、首飾りをつけるなどして着飾っています。

観音菩薩、地蔵菩薩、文殊菩薩などがよく知られていますね。
次が「明王」です。いつまでもお釈迦様の教えにしたがわない者を、
力ずくで教え導くための命を受けた者たちです。ですから、
明王像は憤怒の表情をしていて、手に武器を持ったりしています。

高貴な姿の「観音菩薩像」
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仏教に力ずくは似合わないと思われるかもしれませんが、仏教はその歴史上
ずっとバラモン教やイスラム教など他の宗教と競合していて、
仏教内でも宗派の争いがありました。そのため、
こういうものができたのかもしれません。

次が「天部」です。天部は、弁財天、大黒天、帝釈天なんかが
知られていますが、もともとはインド宗教の古来の神々で、大黒天は
ヒンドゥー教のシヴァ神、帝釈天はインドラ神です。
インドで布教を進めるには、これらの神々も無視できないので、
仏教に取り入れられていき、後には中国など他国の神もここに入ります。

恐ろしい姿の「不動明王像」
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最後は、お釈迦様の弟子や後代の高僧も像になっています。
十大弟子像、十六羅漢(仏教修行を志した16人)像、玄奘三蔵像、
達磨大師像、日本だと、鑑真和上像、一休禅師像、空海や最澄の像などです。
寺院にお参りしたとき、これらのことを頭に入れておくと、
仏像を見る目が違ってくるかもしれません。

さてさて、日本に仏像が伝わったのは、『日本書紀』に、欽明天皇13年
(552年)、百済の聖明王から経とともに金銅の釈迦像が贈られたと
記され、敏達天皇13年(584年)には百済から弥勒菩薩像の石像が
贈られたと出てきます。ただ、その受容に関しては争いもあったようで、

欽明天皇が蘇我稲目に仏像を授けて礼拝や寺の建立を許可したものの、
直後に疫病が流行したため、国神(神道の神)の怒りのせいだとされ、
仏像は川に捨てられたと書かれていますね。ということで、ざっとですが
仏像の歴史や分類などを見てきました。では、今回はこのへんで。

「鑑真和上像」
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アーカイブ 三年寝太郎の教訓

2020.05.11 (Mon)
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今回はこういうお題でいきます。変な内容で、カテゴリもよく
わかりません。「三年寝太郎」という民話がありますよね。
全国各地でいろいろなバージョンが伝わっていますが、
まとめるとだいたいこんな内容です。

「干ばつに苦しんでいた村で3年間眠り続け、寝太郎と呼ばれた男がいた。
仕事を何もせず、母親だけを働かせ、ただひたすら寝続けていた
寝太郎に周囲の者は怒っていたが、ある日、寝太郎は突然起き出し、
山に上って巨石を動かし、その巨石が谷に転がって他の石も動かし、
ついには川をせき止め、川の水が田畑に流れ込んで村は救われた。」

あと、「庄屋の息子だった寝太郎が、3年目に起き上がり
千石船とそれにいっぱいの草鞋を買ってくれという。親の庄屋が
頼みを聞き買ってやると、寝太郎は草鞋を積んだ千石船で佐渡ヶ島に
向かい、金山の人足の草鞋を無料でとり替えた。戻ってきた寝太郎が、
草鞋を洗うとたくさんの砂金がとれ、大儲けになった。」

4年に一度だけ起きてくる男 『こちら葛飾区亀有公園前派出所 』
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どっちも妙なお話ですよね。こういった昔話には何かしらの教訓が
含まれてることが多いものですが、何を言いたいのか、いまいち
はっきりしません。自分は昔から疑問に思っていて、
ネットで「三年寝太郎 教訓」で引いてみるとあれこれ出てきました。
これ、同じように疑問に思ってた人がいるんですね。

あるサイトでは、「人は見かけによらない」と出ていました。
怠け者の見本のような寝太郎ですが、じつは大人物であり、
その人の見かけや行動だけで判断してはいけない・・・いや、でも、
見かけはともかく、人をその行動で判断するのは当然な気がしますし、
寝ている時点では、寝太郎が村を救うことはわからないですしねえ。

別のサイトでは、「非努力的な問題解決力の大切さ」
こんなことが書いてました。これはわからなくもありません。
日本人は額に汗して働くことを一番に評価する向きがありますが、
頭を使うことが大事だということなんでしょう。寝太郎が毎日
寝ていたことになっているのは、それを強調するため。

「人柱」の様子
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中にはひじょうに面白いことが書いてあるサイトもあって、
じつは寝太郎は日照りに苦しむ村で雨乞いのための人柱にされた!という
内容でした。村の中で一番の怠け者が生贄に選ばれるのは当然で、
その後、寝太郎の話は改変され、美談として伝えられるようになった。
いや、これいいですね。たいへん気に入りました。

ただ、民話というのは、必ずしも教訓があるだけではないんですね。
昔の人々の願望が、中に練り込まれていることもあります。
この話の場合、当時の農村の人たちは寝太郎のようにしてみたかった
んじゃないでしょうか。毎日の野良稼ぎに行かず、
ごろごろしていても最後にはハッピーになれるという。

さて、少し話変わって、寝太郎はじつは鬱だったという話があります。
本当は起き上がって仕事に行きたいのだが、それができず、
のん気に寝ているように見えて、じつは布団の中で悶々と苦悩していた。
まあ、そういうこともあるかもしれません。

独身者と既婚者の平均余命
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たしか作家の坂口安吾だったと思いますが、覚醒剤のヒロポンと
睡眠薬の飲み過ぎから鬱症状になり、まったく仕事ができなくなった。
自殺も考えたほどだったが、その期間中「三年寝太郎」の話を
思い出し、いつか俺も起き上がって大仕事をやってやる、
そう考えて耐えていたと随筆に書いていました。

この他にも、寝太郎は「ぶらぶら病」だったという話もあります。
腎臓病やその他、倦怠感が強くて起き上がることができないという
病気はいろいろありますが、昔の医学では診断がつかず治療法もない。
それが寝ている間に自然治癒したというわけです。

さて、みなさんはどうでしょうか。寝太郎のように暮らしたいでしょうか。
でも、前に少し書きましたが、睡眠時間が9時間を超えると、
睡眠時間が少ないよりも、さらに死亡リスクが高くなるんですよね。
これはアメリカの研究ですが、40歳時点で既婚者と独身者の
平均余命を比較したところ、独身者のほうが8年も短かった。

ずっと寝ていると本当に寝たきりになる
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また、働いている人と無職の人の死亡リスクを比較した場合、
無職のほうが30%もリスクが高かったという結果も出ているんです。
つまり、独身ヒキニトは早死するということですが、
これも一種の自然淘汰なのかもしれません。

あと、寝ていることが体に悪いのは明らかです。ずっと横になった状態でいると
筋力は1週間で10~15%落ちるそうです。骨も弱くなり、骨密度が低下。
さらに心拍数はあがり、血糖値は下がり、血中の酸素濃度も低下することから、
体がつねに酸素不足となり、疲れやすくなるなど、
いいことは一つもないみたいです。

スタンディングデスク
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これもこの間ちょっと書きましたが、長時間座った状態で仕事をしているだけで、
立って仕事をしている人と比較して、かなり死亡リスクが高くなります。
そのためアメリカではIT企業を中心に、立って仕事ができる
スタンディングデスクの導入が急ピッチで進められているんです。

さてさて、寝太郎について書いてみましたが、日本で引きこもりが
問題化してずいぶん長い年月がたっています。この間、大きな事件も起きましたし、
そろそろ政府が本腰を入れて解決していかなくてはならないと思いますが、
お役人仕事ではダメでしょうね。寝太郎のような斬新な発想が
必要かもしれません。では、今回はこのへんで。

関連記事 『睡眠のオカルト』





マスクあれこれ

2020.04.12 (Sun)
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今回は画像を貼っておわりの内容です。新型コロナウイルス
流行で、マスクの品不足が言われてますよね。
まあ、国産でマスクを作っても採算が取れないんでしょうし、
こういう事態は予測できませんでしたからね。

マスクは、英語で mask あるいは face mask でしょうが、
自分がアメリカにいたとき、医療関係者をのぞいて、
つけている人を見たことはありませんでした。一般人には
本当になじみのないもので、下手すれば犯罪を疑われます。

ですから、mask というと、向こうの人は「仮面」を思い
浮かべるんじゃないかな。さて ここからはいろいろなマスク画像を
貼りつけていきます。「strange face masks, odd face masks」で
出てきた画像で、まずこれは、ジョーク用品ですね。

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こちらも。

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ここからは実際に使用しているマスク 左はフィギュアを改造したもので、
右はタバコを吸う穴が空いてます。

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次は中国からの画像で、オレンジとグレープフルーツのマスク。うーん、
抗菌効果はあるでしょうが、抗ウイルスはかなり怪しい。

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次はペットボトル製のマスク、これも中国。

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これはロンドンの地下鉄で手製の何かのボックスをかぶった女性。

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最後はまた中国で、右の人は白菜!?製のマスク、どうやらマジのようです。
では、今回はこのへんで。

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