10大UMAについて

2016.03.22 (Tue)
昨夜、UMA(未確認生物)ついて書きましたので、興に乗ってそれ関係の話を。
オカルト界は残念ながら低調というか、
いまいち世間様の話題になることはないですが、その中でも特にUMA界は沈滞しています。
某巨大掲示板のスレも一日数個の書き込みしかないんですよね。
低調な原因ははっきりしていまして、「情報が途切れる」これに尽きると思います。

ある国の海岸に不思議な生物遺体が漂着する。
それは巨大で、腐敗変形しているものの、既知のどんな生物とも似ていない。
地元民が撮影して動画共有サイトにアップし、政府機関の関係者が遺体を摂取し、
調査研究を確約する・・・このあたりまでで、まず情報は途切れてしまい、
続報が出ることはまずありません。現地語のサイトを見れば出てるのかもしれませんが、
そこまではしませんしねえ。この繰り返しがあまりに続いたために、
もうかなりのUMAフアンは気力を失いつつある現場なんです。

それと、これは幽霊やUFOもそうかもしれませんが、
画像・動画の加工ソフトが出回ったために、写真は有名なものの現物はどこにもないし、
かかわった関係者も存在しない、そういうのが氾濫しすぎてしまいました。
ですから、どんどん人気がなくなっていくのはわかるんですよね。
ネットのオカルトサイトなんかは、自分とこで取り上げたものについては、
わかる範囲でいいから追跡調査をしてほしいところですが、
まあ無理なんでしょうねえ。

この間、カナダ出身の人と話をしまして、住所がすぐ近くなので、
自分は勢い込んでオカナガン湖のオゴポゴ(巨大蛇のような怪物)の話をしたんですが、
ほぼ地元なのにその人は知らなかったんですね。
これにはかなりがっかりさせられました。パソコンでネットのサイトを見せたら、
「こんなものがあるとは」と驚いていました。
あと、UMA(Unidentified Mysterious Animal)は日本での造語なので通じませんが、
Cryptozoology(未知生物学)の語は通じましたね。

さて、10大UMAということで、世間に一番知られているのはネッシーでしょうか。
ただ「外科医の写真」の撮影者が、1993年、死の間際に、
この写真がトリックであったと告白したため、
ここから一気に熱が冷めてしまった感があり、残念なことです。
ちなみに、豆知識として、あの石原慎太郎氏は若いころにネッシーの存在を信じており、
何度か捜索隊を組んでネス湖を調査してるんですよね。

第2位は獣人系としておきましょうか。これはヒマラヤのイエティ、
北米ロッキー山脈のビックフッド、東南アジアのものをひっくるめての総称です。
あとはネアンデルタール人など原人、猿人の生き残り。
日本にもヒバゴンというのがいましたね。
しかしこれも、イエティに関しては、ほぼヒグマであったという結論が出てしまいました。
そもそもイエティという現地語がヒグマを表すものだったようです。
これは、初期のヒマラヤ登山家にとって、活動資金の寄付を得るのが重要であったため、
喧伝されてしまったということが大きいようです。

第3位はシーサーペントとしましょう。大海蛇と訳されます。
ネッシーなどが太い胴体に細い首がついている首長竜体型と考えられるのに対し、
これは完全な蛇状のものを指します。かなりの昔から、文献に記述されていますので、
これは今でもいると信じたいところです。ただし、様々な誤認はあるでしょう。
クジラ、サメ類には上から見ると細長く見えるものは多いですし、
オットセイなどの海獣類が首をもたげているところが、船の甲板上から見て、
蜃気楼効果で長く伸びて見えたなんてこともあるのだと思います。

あろはリュウグウノツカイなど細長い魚の誤認。
余談ですが、自分は150cm水槽で海水魚飼育をしています。
前はサンゴも飼っていたのでですが、お金がかかりすぎるのでやめて魚だけ。
夢としては、巨大水槽でリュウグウノツカイ、オウムガイ、コウモリダコを泳がせることで、
オウムガイはできないことはないでしょうが、あとの2つは深海種でまず無理でしょう。
リュウグウノツカイにいたっては、まだ生きているのを数日泳がせた記録はあるものの、
世界の水族館で長期飼育の実績もないんです。

リュウグウノツカイ


4位以下は難しいですね。名前が知られているので、
チュパカブラを4位にいれましょうか。ただ、自分的にはあまり興味はそそられません。
というのはチュパカブラには、エイリアン関与(異星人のペット)説とか、
軍事用実験動物(生物兵器)説があって、これがいまいちツマラナイ。
好みの問題かもしれませんが、UMAはできれば、
自然に存在する未確認種、新種であってほしいなあと。

5位、モンゴリアン・デス・ワームにしときましょう。
これ前にちょっと書いたんですが、自分は仕事で探索にゴビ砂漠に行ったんですよ。
今にも落ちそうな小型飛行機に乗せられた上に、現地で熱射病になって入院し、
死にそうになりました。いや、あれは過酷な地です。
もし何かそれらしいものがいるとしても、熱せられることと、水分蒸発を防ぐには、
大きな生物は無理であろうということはわかりました。
小さな毒蛇の噂が誇張されて広まった程度のものなのかなあと思いますね。

6位、モケーレ・ムベンベ、アフリカのコンゴに生息する恐竜状生物。
日本の早稲田大学探検部の高野秀行氏が書いた本は面白く読みました。
7位はバランスを考えて、ビッグバード、サンダーバード系としておきましょう。
アリゾナに生息する巨大な鳥、あるいは古代翼竜の生き残り。
8位、グロブスターまたはブロブと呼ばれる、海岸に漂着した巨大な肉塊。
実際はクジラの皮下脂肪や内蔵組織などであることが多いようです。
しかしクラゲやタコなんかも大きくなりますし、これも可能性はありそうですよね。

9位、10位には日本のものを入れておきましょう。
9位、ツチノコ、10位、タキタロウでどうでしょう。
矢口高雄氏のマンガ作品でどちらも感銘を受け、
タキタロウに関しては山形県鶴岡市(旧朝日村)の大鳥池に何度か行き、
釣り糸を垂れたこともあります。巨大なイワナ類はいてもまったく不思議はないと思いますが、
2~3mまで成長するものかどうか。
こうしてみると自分はやはり、海系、魚系が好きですね。
お金があれば漁船を買って、1年くらい南の海でマグロを餌に巨大な鈎針をつけて、
トローリングとかしてみたいです。

タチタロウとされる画像






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ターリーの周辺

2016.03.21 (Mon)
今回のお題はこれでいきます。いや、カテゴリに「UMA談義」というのがあるんですが、
総記事数は1000を超えたのに、これがやっと3つ目です。
オカルトジャンルの中ではUMAは好きなほうなんですが、
なかなか書く機会がないんですよね。

『半世紀以上、構造がはっきりと分かっていなかった謎の生物「タリーモンスター」
の復元図や構造が明らかとなった。無脊椎動物という従来の定説を覆し、
脊椎動物のヤツメウナギの仲間にあたるという。
「タリーモンスター」は、1950年代にアメリカのイリノイ州で、
アマチュア考古学者フランシス・ターリー氏が発見した
19センチほどの化石に含まれていた生き物。
古生代後期の石炭紀(約3億5290万年~2億9900万年前)の地層から発見され、
海に生息したと考えられたものの、構造が奇妙な上に、現生の生物との比較も難しく、
系統樹のどの過程に位置する生物なのか、半世紀以上にわたり古生物学者を悩ませてきた。』




なるほど、ターリーモンスターは前までは無脊椎動物とされていたので、
今回、そうではないことがわかったということですね。
この復元図は、化石と照らし合わせてかなり正確だと思いますが、
表皮の色や模様はあんまりあてにしないほういいでしょう。恐竜もそうですが、
皮膚の模様や色って、化石からはなかなかわかりにくいんですよね。
この黄色い模様も、現在の海水魚から想像されたものでしょう。
あと、Wikiを「ターリーモンスター」で引くと「トゥリモンストゥルム」の学名で出てきます。
記事にあるようにターリー氏(トゥーリー氏)が発見してこの名がついたわけですが、
日本語表記をあえて言いにくい「トゥリ」で始める必要があるんですかねえ。

さて、ターリーモンスターは古生代の海棲生物です。
カンブリア紀(およそ5億4200万年前から5億300万年前)には「カンブリア爆発」
という、生物の種が一気に増える現象が起きていて、有名な三葉虫はじめ、
たくさんの奇妙な生物が生まれました。しかしこの用語もどうなんでしょう。
今日は文句ばかりつけているようですが、「カンブリア爆発」と聞けば、
恐竜の絶滅の原因が、長くそれらで議論されてきましたので、
火山の噴火や隕石の衝突を連想する人が多いのではないでしょうか。
自分なんかはずっと誤解していたほうのクチですね。

カンブリア爆発には、さまざまな議論があります。
なぜ、その時代に生物種が多様化したのか。一つは「光スイッチ説」と呼ばれるもので、
生物史上初めて眼を持った生物、三葉虫が出現したことにより、
その他の生物も、生き延びるために次々と眼を備えるようになった、
(また固い外殻を持つ三葉虫に対抗して、硬組織を持つようになった)
というような仮説です。これはけっこうありそうな話じゃないかと自分的には思います。

あと、「スノーボールアース仮説」というのもあります。
「全地球凍結」という訳語がついていますが、約6億年前に激しい氷河時代が存在した
という考え方で、これ自体は実際にあったと見る地質・古生物学者が多いのです。
そして凍結とその寛解が原因となって、原生生物の大量絶滅と、
それに続く跳躍的な生物進化をもたらしたのだとされています。

氷が溶けたため、原生生物から、酸素呼吸をする生物や多細胞生物に変化していった。
これ自体はまず正しいと思われますが、
スノーボールアース終結からカンブリア爆発まで、
少なくとも3000万年以上経過していることから、
関係があったとしても間接的なものにとどまるという見方もあります。

その他、カンブリア爆発以前の化石が単に発見されていないだけ、
というような説もありますし、まだまだわからないことだらけなんですね。
記事の続きを見てみましょう。
『英レスター大学や米イェール大学などの研究グループによって、
歯が並んだ2本の吻(ふん)、左右に大きく離れた目の構造、えら袋と尾ひれ、
といった姿が判明。背骨のような構造も確認し、「巻貝のような無脊椎動物の仲間ではないか」
という半世紀以上続いた議論に終止符を打ち、
脊椎動物・ヤツメウナギの近縁にあたると結論付けた。』
( ITmedia ニュース)
ふむふむ、自分は海水魚を水槽飼育していてこのあたりはけっこう詳しいのですが、
ヤツメウナギはいちおう魚類とはみられるものの、かなり原始的な種類で、
アゴがなく歯が円形に並んだ円口類に属しています。
ウナギとの共通点は体が長いこと以外にあまりなく、味も違いますね。

さてさて、このターリーモンスターが、
じつはネス湖のモンスター、ネッシーの正体ではないか、とする説があります。
サイエンス・エンターテイナー飛鳥昭雄氏が提唱しているものですが、
あまり支持者は多くはありません。まずターリーモンスターは大きいものではなく、
10~30cm程度です。それが数m~10数mまで進化するというのはちょっと考えにくい。
飛鳥氏は「軟体動物は(ダイオウイカのように)どこまでも大きくなる」
と書かれていますが、今回脊椎が発見されたことで軟体動物ではなくなってしまいました w
さらにネッシーまでの中間の化石も見つかっていないし、
ネス湖だけに陸封されて存在している理由もわからないですよね。
ただし、下のネッシー写真はやや似ていると言えないこともないかもです。

新聞に載ったネッシー画像 ハリボテ説あり


最後に、奇妙なカンブリア生物をいくつかご紹介しましょう。
復元図が発表されると、あまりに変なので困惑の笑いが起きたりしたそうです。
ただしこの復元図はまた変更される場合もあるでしょう。
化石を詳しく調べても、どちらが前でどちらが後ろなのか、
さらには体のどっちが上向きなのかまで、よくわからないことが多いんです。
ここに出てくる「ハルキゲニア」なんか、前後・上下間違われてたんじゃなかったかな。

カンブリア生物たち


あと「アロマノカリス」は、UMA生物スカイフィッシュ(フライングロッズ)
の正体とされる説もありますが、前に書いたようにスカイフィッシュ自体が
仕掛けられたオカルトだと自分は思っています。
もしスカイフィッシュが存在したとしても、共通点はヒレの動きくらいでしょう。
古生代の海洋生物が、空中を高速飛行する生物に進化するというのは考えられませんね。
関連記事 『オカルトを仕掛ける』  関連記事 『恐竜をつくる』





「ツチノコ=鳥」説

2015.04.19 (Sun)
当ブログの内容はいくつかのカテゴリに分かれているんですが、
一番多く書いているのが「怖い話」で、これが看板です。次が「ナンセンス話」、
現実感が薄く、怖いよりおかしいという内容のものはこれに入ります。
続いて「オカルト論」、「怪談論」という順なんですが、
1回だけ書いてストップしているのがありまして、「UMA談義」がそうです。
オカルトの各ジャンルの中でも、自分はUMA(未確認生物)は好きなほうなんですが、
「モンゴリアン・デスワーム」という巨大ミミズ状の怪物について書いて、
後が続いていません。

何とかしなくては、と考えていたんですが、
昨日、よく拝見させていただいている『ひよどりblog』さんという、
野鳥の記録写真を掲載されているブログで、
「アリスイ」という鳥を取り上げているのを見て、この項の内容を思いつきました。
というか、前々から自分が持っている説(そんな大層なもんではないですが)
として「ツチノコ=鳥」というのがあります。ただし、すべてのツチノコは鳥の誤認だ、
という主張をしているわけではなく、ツチノコ目撃談のうちのいくつかは、
鳥を見間違えたのではないかというものです。
そしてその主人公となるのが、このアリスイなんです。

さて、「ツチノコ」はみなさんもご存じだと思います。
Wikiでは『日本に生息すると言い伝えられている未確認動物 (UMA)
のひとつ。鎚に似た形態の、胴が太いヘビと形容される。
北海道と南西諸島を除く日本全国で”目撃例”があるとされる。』

歴史的には、Wikiに「縄文時代の石器にツチノコに酷似する蛇型の石器がある」
という記述がありますが、これはかなり怪しいと思います。
石器で長いものを作ると折れやすいので、普通の蛇を表現して、
結果的その形になったというのが現実的な気がします。

江戸時代の本草学(広義の博物学)には、
ツチノコらしき生物が記載されているものがあり、
通常の蛇とは別種扱いになっています。ツチノコは、田辺聖子さんの小説や、
『釣りキチ三平』の矢口高雄さんのマンガ等で、
1970年代に一気に有名になりました。
現在でも、ツチノコによる町興しをしている地方公共団体があり、
岡山県赤磐市でしたか、捕獲した場合の賞金は、
現在では2000万を超える高額になっているはずです。

ツチノコの目撃談ではいろいろな特徴があげられていますが、
自分が注目したのは3つの点、
一つ目は「ジャンプする」です。2mから10m近いジャンプの目撃例もあります。
例えば、『2008年8月31日、千葉県白井市の田園地帯において、
水平に3メートルジャンプしたツチノコらしき生物の目撃情報が寄せられた。』

二つ目は「まばたきをする」という点。
三つ目は「チーなどと鳴き声をあげる」

では、アリスイを見てみましょう。
『動物界脊索動物門鳥綱キツツキ科アリスイ属に分類される鳥』で、
日本では各地で見られるようですが、渡り鳥で、
『日本では北海道、本州北部では夏季に繁殖のため飛来し(夏鳥)
 本州中部以西では冬季に越冬のため飛来(冬鳥)する。』
となっています。
自分は鳥についてはほとんど知識がないので、
ここからは間違ったことを書くかもしれません、とあらかじめ断っておきます。

この鳥は実に蛇によく似ています。特に後ろから見た場合ですね。
まず、羽毛の模様が蛇の鱗に見えますし、
擬態というのかどうかわかりませんが、
蛇に似た色や形に進化していったのではないでしょうか。
動作も、体をくねらせるように動かす様子は蛇そっくりと言われます。
また、周囲を警戒して頻繁に首をかしげたり、
後ろを振り向いたりするところから、不吉な鳥と言われることもあるようです。

この鳥の和名の由来は、
木の枝や地上でアリを吸うようにして食べるところからきています。
蛇に似ていることが、生存に何かと有利に作用するのではないかと思われます。
この鳥を、上記のツチノコの特徴と比較すると、
「飛ぶ」というところは合致しますね。
もちろん羽を広げて飛ぶわけですから、見間違いはないように思われますが、
藪の斜面のような視界の悪いところならどうでしょうか。
瞬時に飛び離れるというような動作なら、誤認の可能性はある気がします。

「まばたき」という点はどうでしょう。
蛇と鳥類の目は似ていて、基本は瞬きはしないものと思われますが、
表皮のピンと張っている蛇に比べて、
羽毛に覆われた鳥は瞬きに見える動作をすることはあります。
「鳴き声」これは鳥類は鳴きます。アリスイの鳴き声はyoutubeに
あがっていますので、興味ある方は検索してみてください。
普通の蛇は「しゅーっ」というような空気音しか出せません。

この説の弱点としては、大きさです。ツチノコは30cm~80cmくらいとされます。
それに対し、アリスイはスズメよりは大きいですが、
20cm足らずです。ですから誤認の場合は、やはり後ろから見て、
遠近感がよくつかめなかったとき、などではないでしょうか。

最後にツチノコの図像と、アリスイの写真をあげておきます。
見比べてみてください。

井出道貞『信濃奇勝録』




まさにアリを吸う瞬間、クチバシを隠して見てみてください










UMA談義1

2014.02.16 (Sun)
UMAというのは「Unidentified Mysterious Animal」の略語で、未確認生物と
訳される場合が多いようです。ただしこれは和製英語で、海外では通じません。
前に『オカルトの分類』というところで少し触れましたが、
動物研究家の實吉達郎に依頼された『SFマガジン』編集長の森優(南山宏)が、
UFO(Unidentified Flying Object)を参考に考案したとされています。
海外では、Cryptozoology(未確認生物学)という語が使われることが多いですね。
前にカナダ人と「オゴポゴ」(カナダ、オカナガン湖のUMA)について話したときに、
この単語を出したら通じました。
関連記事 オカルトの分類

自分はオカルトの各分野の中で最も関心が高いのは実はこのUMAです。
幽霊などの心霊分野よりも興味があります。小学生の頃から、
UMA本といわれる解説書が出るたびに小遣いをはたいて買い込んでいました。
このUMA本は、ほとんど内容が重複していて、
新事実や新研究が書かれた部分というのは少ないんですが、
それがわかっていても買ってしまうんですねw 
UMA好きには自分と同じような人はけっこういて、
実に深い知識を持っている場合が多いです。

ただ、今は実話怪談本が堅調に売れていますし、研修旅行などで怖い話をするなどは
昔からありました。半信半疑ながらも幽霊話をすることはあっても、
UMA談義の機会というのは本当に少ないです。
ネッシーなどという言葉を出すと、
子どもっぽいと思われるんじやないかという懸念があるんですねw
妖怪なども民俗学では研究の対象になっていますが、
さすがにUMAで論文を書く生物学者はいない。
まあ民俗学でも、妖怪の実在を前提にしているわけではないんですが。

妖怪とUMAの定義の境目はけっこう曖昧だと思います。
UMAを便宜的に「目撃例はあっても標本がなく、種として記載されていないもの」とすると、
「ツチノコ」はUMAでしょうか。「河童」はどうでしょうか?「天狗」は?
という具合に、どこで線を引くのかは難しい。どれもかなり詳細な目撃例があるからです。
まあ天狗については目撃例を聞かなくなってから久しいので絶滅種かもしれません。
しかしツチノコや河童は現代でも目撃例があります。
しかもこれらは十分に生物としての特徴を備えているので、
「唐傘小僧」などの器物妖怪とは違いがあります。

さて、自分がどのくらいUMAが好きかというと、これで死にかけたことがあるんですw
前にバイクの自損事故の話も書きましたが、死にかけたのは生涯で2度目ですw
モンゴルのゴビ砂漠に「モンゴリアン・デスワーム」というUMAを探しに行って、
(仕事と観光を兼ねてのことでしたが)
重度の熱中症になったんです。事故のときとは違って短い入院期間でしたが、
言葉も通じずひじょうに不安な思いをしました。
関連記事 続雑談  モンゴル上空で

「モンゴリアン・デスワーム」とは、牛の腸に似ている事から、現地語でではオルゴイコルコイ
(olgoi-khorkhoi、腸虫)と呼ばれていて、体長は50cmくらい。
UMAの中では比較的実在の可能性が高いと考える研究者もいます。
ゴビ砂漠に生息し、短い雨季の間だけ活動が活発になると言われます。
強力な毒を持っていて、敵に対してこれを吹きかけて倒す、とも言われます。
馬に乗った人が、乗馬のままデスワームを長い棒でつついたら、棒が緑色に染まり、
馬も人も死んだという話があります。
それからこれはちょっと考えにくいですが、電撃を放つことができ、
かなりの遠距離から敵を倒すことができるという話さえあります。

けっこう真面目な調査団も派遣されていて、Wikiにはこのような記述があります。
『1800年代初頭にロシアの調査隊がデス・ワームの存在を認識し、
数百人がデス・ワームの毒によって死亡したと伝えられている。
ソビエト連邦崩壊後、外国人によるデス・ワームの調査が活発になる。
1990年から1992年にかけてチェコの動物学者イワン・マッカールが
ゴビ砂漠南端でデス・ワームの調査を実施し、多くの目撃談を収集した。
2005年に動物学ジャーナリストリチャード・フリーマンを中心とするイギリスの研究チームが
デス・ワームの捜索を実施した。捜索前、フリーマンは致死性のある毒は伝説的なものとした上で、
デス・ワームは実在の生物である可能性が高いとしていた。
しかし、フリーマンはデス・ワームを発見できず、デス・ワームを架空の生物と結論付けたが、
調査の過程では地中を掘り進む爬虫類と思われる無毒の生物も目撃された。』


 また、デスワームについては「ジンギスカン(チンギス・ハーン)は黒い地下の蛇の軍団を操って
戦った」という話があり、『元朝秘史』『元史』などを参照し、歴史的な面からも調べてるんですが、
調査は進展しません。映画では、なかなかの佳作であった『トレマーズ』のシリーズとして、
『新トレマーズ モンゴリアン・デス・ワームの巣窟』wというのが作られていますね。
自分の調査体験についてはいずれ項を改めて書きます。

『モンゴリアン・デスワーム』イメージ


『デスワーム』不明画像


『新トレマーズ モンゴリアン・デス・ワームの巣窟』