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最新科学ニュースから

2016.02.05 (Fri)
今日はちょっと趣向を変えて、最新の科学ニュースかた面白そうなのを
いくつかピックアップして、感想を書いてみたいと思います。
オカルトにはあんまり関係ないかもですが、ま、埋め草記事と思って下さい。

『市民の安全を脅かす違法ドローンの排除方法を摸索中のオランダ警察は目下、
訓練したワシを使って違法ドローンを退治する方法を検討している。
「ハイテクな問題に対するローテクな解決策だ」
とオランダ警察の広報担当者デニス・ヤヌス氏は語る。

「冗談だと思う人もいるが、これまでのところ非常に効果的であることが分かっている」
オランダ警察はこのドローン捕獲方法を紹介する動画を公開している。
動画では、4基のプロペラを装備したドローンが色の付いたライトを点滅させながら、
倉庫の中央でホバリングしている。飼い主が手を放すと、
ワシはドローンを目指して一直線に飛び、かぎ爪でドローンをガシっとつかんで、地上まで運ぶ。
この取り組みでオランダ警察と協力している民間企業によれば、
ドローンを獲物と認識するようワシを訓練する必要があるという。』
(ロイター)

これが一番面白かったです。最近、ドローンの危険性、
爆弾を積んでのテロや無人遠隔狙撃などの可能性についてあれこれ言われていますが、
じゃあその前からあったリモコンヘリってどうなんでしょう。
これ、だいぶ昔になりますが、あるヤクザ組織の抗争で、
実際にリモコンヘリに爆弾を積んで、対立する組長の自宅を襲おうとした計画があったんですよ。
一部では有名な話ですが、そのときは警察の事前の捜査で未遂に終わりました。
農薬散布などに使われているヘリはドローンと違って見慣れてますので、
怪しまれることも少なかったのではないでしょうか。このあたり、
これまでの警備の無策が隠されているんじゃないかという気がします。

なるほどワシを使ってドローン退治ですか。日本には鷹匠の伝統がありますので、
欧米よりも取り入れるのが楽かもしれません。ただタカよりはワシのほうがパワーがありますが。
もしかしたら警察犬ならぬ警察鷹の配備などということがあるやもしれません。
しかしこれ、そうとわかればドローン側でも対策を立てるでしょうし、
イタチごっこにしかならないような気もしますね。

『あなたがいい文章を書きたいのなら、
キーボードはゆっくりタイピングして入力するのがおすすめ──
こんな研究結果をカナダの大学の研究者が発表した。研究によると、被験者に対し
「学校生活の思い出」など複数のテーマを用意しエッセイを書くよう依頼した。
その際、両手による入力か、片手だけによる入力か、どちらかの方法でそれぞれ書いてもらった。
出来上がったエッセイを、テキスト分析ソフトを使って語彙の洗練度などについて分析した。
その結果、片手だけで入力した作品のほうが良い結果だったという。

研究結果を発表したウォータールー大学の研究者は、片手だけで入力した場合、
書き手は内心で語彙を探すことに時間をかけることができ、
結果的に言葉のバラエティが増したのだろうと考えている。
一方、高速にタイピングすると、心に浮かんだ最初の言葉を打ち込んでしまう──ということのようだ。
ペンと紙など、キーボード以外のツールでも同じことが言える可能性があるが、
それには検証が必要だとしている。研究者は、「書くということは、表現のために使うツールと
われわれの思考との間の相互作用による産物なのだろう」とコメントしている。』
(ITmedia)

これもまあ当然の話という気がしますし、自分でも文章を書いているのでよくわかります。
このブログの怖い話は、アイデアを考える時間は別として、
書くだけなら20~30分ほどしかかかりません。かなり高速のタイピングをしてるんですが、
そうすると、どうしても使う語彙が同じになってくるんですよね。
文章にかぎったことではなく、音楽などでも即興演奏をすれば、
手くせというか、同じフレーズがとっさに出てきてしまうという話も聞きます。

自分の話は老若男女、いろんな人が怪談ルームにきて語るという形なので、
本当はそれぞれ使う言葉も、年代や教養の差によって違うはずなんですが、
なかなかそこまで配慮しては書けません。それをのぞけば、実話怪談は文学的な文章よりも、
むしろ淡々とした報告文のほうが好まれるようでなので、まあいいかなと思ってやってます。
それは、ゆっくり考えながら書けばいいには違いないでしょうけど、
結局はどれくらい時間をかけられるのか、ということとの兼ね合いから、
妥協点を探るしかないんじゃないでしょうか。

『基礎的な電子工作の知識さえあれば、“マイ人工衛星”を作れる――
そんな人工衛星キット「ARTSAT KIT」が、クラウドファンディングサイト
「Makuake」で先行予約を募っている。割引価格は60万円(税込)から。
2014年に多摩美術大学などが打ち上げた小型衛星「ARTSAT1:INVADER」を基に開発した。
地上との通信やユーザープログラムの軌道上実行、カメラ撮影、地上からのプログラム送信、
打ち上げ前に録音した合成音声やトーンの送信――などの機能を搭載する。』
(ITmedia)

ふーむ、新商品の開発は経済的に停滞が続く日本ではいい話なのでしょうが、
でもこんなニュースもありましたよ。

『オーエスジーとアストロスケールは2月10日に、東京大学伊藤国際研究センター2F「
ファカルティクラブ」において「SPACE DEBRIS DAY TOKYO 2016」を開催する。
アストロスケール(本社シンガポール)はスペース・デブリ(宇宙ゴミ)
を除去する人工衛星の開発を行っており、切削工具メーカーのOSGがメインスポンサーとなっている。
アストロスケールは現在、地球低軌道上帯にある極小サイズのスペース・デブリを収集して、
そのデータを集積するための世界初の観測衛星「IDEA OSG 1」を開発しており、
2016年末から22017年初旬にかけて打ち上げが予定されている。』
(sorae.jp)

スペース・デブリというのはご存知でしょう。宇宙ゴミと訳され、
意味がある活動を行うことなく地球の衛星軌道上を周回している人工物体のことです。
宇宙開発に伴ってその数は年々増え続け、対策が必要となってきています。
Wikiでは『旧ソ連がスプートニク1号を打ち上げて以来、
世界各国で4000回を超える打ち上げが行われ、
その数倍にも及ぶデブリが発生してきた。多くは大気圏へ再突入し燃え尽きたが、
現在もなお4500トンを越えるものが残されている。』
とあります。

衛星軌道を回っているので、これらのゴミは極めて高速、
つまり大きな運動エネルギーを持ちます。
有人ロケットや宇宙ステーションに直径10cm程度のものが衝突すると、
それだけで完全に破壊されてしまうというデータもあるんです。
ですから、国際的な監視体制の構築が言われてきていますよね。

あの若田光一さんが回収した実験ボックスには、
500ヶ所近いデブリ衝突の痕跡があったそうです。
人間のやることは時代が変わっても同じで、最初はやり放題にして、
やがてゴミがあふれて問題になってきてから対処法を考えるという。
最近は下町ロケットとか、町工場人工衛星とか、さかんに喧伝されていますが、
その裏にはこういう問題も存在しているわけです。

スペースデブリのイメージ





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