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スティーブン・キング

2013.08.09 (Fri)
 キングは自分としては短編よりも長編のほうが好きです。
よく言われることですが、日常を詳細に描きこむことによって、
そこに侵入してくる非日常、超自然が際立つというキングの手法はやはり長編で生きるという気がします。
好きなのはデビュー作の『キャリー』『ペット・セマタリー』なんかですね。
『呪われた町』はホラーとしては王道というか、古典的な筋立てですが、描写は怖いです。

 短編では、自分の趣味として『人間圧搾機』『入り江』『ワトスン博士の事件』など。
どちらかと言えばブラック・ユーモアー系がいいです。
映画になった『一四〇八号室』は自分としてはもうひとつ。
キング原作の映画化は良作が少ないとも言われますが、やはり『キャリー』がよかった。
ちゃんと人間ドラマに裏打ちされたホラーという気がします。『IT』も長いけど怖かった。

 あとキングの息子であるジョー・ヒルについては、前評判の高かった『黒電話』は、
自分としてはうーんという感じ。短篇集の表題作になってる『二十世紀の幽霊たち』がよかったです。
ただ、幽霊は出てくるものの、読後感はホラーというより純文学のそれでした。
この人はサリンジャーみたいなのを書いたほうが力を発揮するかなとも思いました。

『IT』


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