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反則企画

2016.04.24 (Sun)
反則企画

今日は仕事が忙しく、反則企画とさせてください。
ちなみにこの話は上小阿仁村のことではありませんので、ご理解ください。

無医村

爺ちゃんは当時すごい田舎の山村に住んでて、
村にはあまり評判のよくない医者が一軒しかなかった。
それで爺ちゃんの知り合いの年配の男性が盲腸になって、
しかたなくその医者に手術してもらったんだけど、
膿の処置が悪かったとかで腹膜炎を起こしてしまったんだ。
これは市の病院に運んで腸を出して洗うしかないということになったが、
真冬で豪雪地帯なのでバスは動かないし鉄道は最初からない。

けれど運のいいことに、たまたま村に陸軍の部隊が駐屯していて、
事情を話したら馬そりにのせて市まで運んでもらえることになった。
それで鎮痛剤を打って毛布でくるんでそりにのせたんだけど、
ものすごい苦しみようで、のたうち回るようにして毛布をひっぺがしてしまう。
それですごく村の医者を恨んで悪口を言い続けていたという。
医者がちゃんと処置してればこうはならなかったのにっていう、
逆恨みに近いものだったらしい。

あまり暴れるんで道中看護兵が一人その人について様子を見てくれてたんだけど、
とうとう行軍中の夕方に亡くなってしまった。
これはその看護兵がきちんと死を確認して間違いはなかったらしい。
それでもう病院に運ぶ必要もないからということで、
途中の民家に遺体を置かせてもらい村から人を出して、
その人の家に戻すことになった。
そこで民家の人に事情を話して毛布にくるんだまま、
戸板にのせて馬小屋に寝かせて置いた。

そして朝になってその家の人がお線香をあげようとしたら、
毛布ばかりで遺体がなくなってた。
どこで見つかったかというと村の手術した医者の家の前。
カチカチに凍りついた状態で両目を見開いたまま、
医者の玄関前の雪の中につっ立った状態で死んでた。
戸をあけてすぐにそれを見てしまった医者は
仰天して腰をぬかしたらしい。それが元になったのかはわからないけど、
その医者も一年たたないうちに心臓病で亡くなった。

上に書いたように看護兵がその人の死を確認しているし、
そもそも豪雪の中を夜から朝にかけて歩いても、
とうていたどりつける距離ではなかったって爺ちゃんは強調してた。
それから後日談と言えるかわからないけど、その村はずっと無医村の状態が続いていて、
村の診療所にいくら新しい医者を迎えても、みな一年くらいでやめてしまうんだそうだ。


・上小阿仁村のことか。www

・村人が医者をいじめるからだろ。

・タイトルだけ見て真っ先に上小阿仁村連想したら違ったでござる
 そしてコメ欄に真っ先に書いてあって不覚にもワロタでござる

・腹に膿が溜まって、鎮痛剤も効かないほどの苦しみを味わった・・・
 まあ、わかるわ。だからって関係の無い現代の医者まで
 虐めて追い出したらあかんけどw

・ヤブ医者のせいで盲腸→腹膜炎 で苦しみ抜いた私が通りますよ。
 まじでほんとに七転八倒、苦しみわかります。
 私もタヒんでたらヤブんちの前に立ったさ。

・昨日、上小阿仁村のことを調べたばかりだ。
 この話が件の村のことかは分からないが、なんとタイムリーな。

・医者の腕が悪いというよりは設備や衛生状態が悪いのではないだろうか。

・それも含めて医者の腕。
 ないならないなりに、処置のしようというものがある。
 道具がないから、設備が整ってないからってのは言い訳にもならんよ。

・それは言い訳じゃなくてただの事実確認だよ。
 医療系ドラマや漫画の見すぎじゃね。
 ってまぁ、本文の医者がまともだったかどうかは知らんけど。

・設備はともかく衛生状態は医療者の心掛けだろうからやっぱヤブだろ。
 器具を充分煮沸してないとか爪の間を充分洗ってないとか。
 
・逆恨み?。筋の通った恨みの気がする。

・俺も腹に膿貯まって腹膜炎なったんだが、マジ痛いぞ。
 歩こうと足あげるだけでも腹に激痛、
 車で病院いくにも水道工事跡のちょっとした段差も超激痛、悶えるくらいだ。
 マジで地獄の苦しみだった。健康に感謝。





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