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『鎌倉ものがたり』 映画化

2017.11.22 (Wed)
今回はこの話題でいきます。ご存知の方も多いと思いますが、
『鎌倉ものがたり』は、雑誌「まんがタウン」(双葉社)に連載されている
西岸良平氏の漫画作品です。自分は、漫画雑誌はさすがに買ってないですが、
単行本になったら必ず買うくらいのフアンなんです。

で、このたび、『DESTINY 鎌倉ものがたり』として映画化されることになりました。
作者の西岸氏には、他に『三丁目の夕日』という昭和30年代ころを描いた
ノスタルジックな作品があって、それが『ALWAYS 三丁目の夕日』
として2005年に映画化されて大ヒットし、日本アカデミー賞をはじめ、
各映画賞を総なめにしました。つごう3作品のシリーズになっているんですが、
そのときのスタッフがまた集まって実写で作ったんですね。
監督は山崎貴氏、12月9日から一般公開です。

自分が『鎌倉ものがたり』で一番好きなところは、
やっぱり、古都鎌倉はこの世と異世界が混じり合っていて、
人間と魔物が共存している、というその世界観ですね。
自分が書いているナンセンス話と共通しているような部分もあります。

登場人物は、一色正和という30代の駆け出しの推理作家で、
東大卒、長身でハンサム、しかも剣道の達人なんですが、
どこかおっとりとして、ぬけたところもあります。
正和には、亜紀子という小柄で中学生に間違えられるような
20代前半の奥さんがいて、この夫婦どちらもが主人公という感じです。
あと、一色家には大河原キンという年齢が140歳を越える、
半分魔物のようなお手伝いさんが通っていて「ばあや」と呼ばれています。

話のパターンとしては4つくらいあるでしょうか。
一つ目はミステリー系の話。一色正和は鎌倉警察署の署員と懇意にしていて、
奇妙な殺人事件があれば捜査への協力を依頼されます。ほとんどの事件は、
ありえないような不可思議な密室トリックやアリバイ崩しになっていて、
それを正和が解いていくというもの。
漫画の中の鎌倉警察署には心霊捜査課という裏の課があり、
そこには降霊術や狐狗狸さんを特技とする刑事がいます。

二つ目は魔物関係がメインになる話、正和が魔物同士の戦いに巻き込まれたり,
ネズミやアリが知性を持って人間を襲ったり、狐が人間を化かしたり、
西洋の妖怪や未来人が日本にやってきたりします。
三つ目は人情話系とでもいいましょうか。
鎌倉に住む人々の人間模様を描いたような内容で、
一色夫妻とは関係なく話が進んでいくことも多いですね。
四つ目は、鎌倉ルパンという、主に鎌倉の美術品や宝物をねらう
変装名人の渋い中年の怪盗がいて、これが正和と知恵比べをする話。
この勝負は勝ったり負けたりです。

自分はこの作品、試写会で見たんですが、
なかなかの出来ばえになっていると思いました。『ALWAYS 三丁目の夕日』では、
昭和30年代の街がCGで再現され、それが一つの見所になっていましたが、
今回もCGが多用され、鎌倉に棲む魔物たちがリアルに表現されています。

あと、漫画を実写化する場合、どうしても漫画の登場人物と、
実際に演じる俳優さんのギャップが出てきてしまうんですが、
一色正和を演じる堺雅人さんは、まさにイメージにぴったりという感じがします。
一色亜希子は、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で主演した高畑充希さんで、
これも髪型や小柄なところは、漫画からそのまま抜け出してきたようです。
他に薬師丸ひろ子さん、三浦友和さん、中村玉緒さんなどの大物俳優が脇を固めています。

ということで、別に宣伝を頼まれているわけではないのですが、
見て損のない内容に仕上がっていると思いますので、
この年末、ご家族や恋人同士で見にいかれてはいかがでしょうか。

名称未設定 1xas






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