FC2ブログ

新年のご挨拶

2018.01.01 (Mon)


みなさん、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
・・・と、おめでたい年の始めに怪談を書くのもなんですので、
これで終わろうと思ったんですが、それも愛想がないと思い返して、
少しだけオカルト界を展望してみたいと思います。

・心霊・・・オカルト界全体が低調な中にあって、
心霊分野はそこそこ盛り上がりがっていたと思いますが、昨年7月、
残念ながら、やらせではないかと疑われる事件が発生してしまいました。
ご存じの方も多いと思いますが、TBS系列の「世界の怖い夜!」という番組で、
心霊写真として紹介された画像に対して、
写真の持ち主が「写真をねつ造、合成された」と訴えたんですね。

また、この番組で「写真が撮影された現場で事故死した女性の霊」
と鑑定した心霊研究家の池田武央氏は自身のブログで、
「偽造されたものに霊的なものが宿ることが増えている」
と釈明。後に記事を消去しています。

うーん、まあ自分はこれについてあれこれ論評する立場にはないですけど、
またこれで、「心霊=うさんくさいもの」
というイメージが上書きされてしまったのは残念です。
他局でも、この手の番組がやりにくくなったのは間違いないでしょう。

・UFO・・・これは火が消えたようになってしまいました。
やはり矢追純一氏のように先に立ってひっぱっていく存在がないとダメなんでしょうか。
ただこの分野は、日本はダメですけど、世界的にはそうでもありません。
youtubeなどの動画サイトには、次々と世界各地からの投稿があげられています。
日本のUFOフアンの人にも頑張って観測してほしいところですね。

・UMA・・・世界的に低調です。
UMAの場合、最大の問題は「続報がない」ということだと思っています。
○○国の△△海岸に不可思議な生物の死体が流れ着いた、
地元では組織のDNA解析を検討中・・・と、このあたりまで報道されて、
そこで情報がぱったりと途絶えてしまうんですね。
これがずっとくり返されるばかりなので、さすがにUMAフアンも飽きてきています。
報道したメディアは、たとえそれがウバザメだったとわかっても、
最後まで責任を持って伝えてほしいなあと思います。

・超能力・・・これもあんまり新しい話題がないです。
インドのサイババが亡くなって以来、有名な人も出てきていないですし、
「ソ連政府が認めた驚異の超能力者」みたいな神秘性も薄れてきています。
あと、最近のマジックってすごいですよね。youtubeでセロの動画などを見ても、
手品というより魔法としか思えないようなことをやっています。
あれを見てしまった後にスプーン曲げなどを見ても、
どうしてもインパクトに欠けるかもしれません。

・陰謀論・・・これはけっこう流行ってる気がします。
フリーメイソンとかイルミナティとか、
そういうことを言う人が以前より増えたように思えますが、
これはアメリカのポップス歌手レディ・ガガの影響が大きいかもしれません。

・予言・予知・・・これはどうでしょう。
東日本大震災以来、地震の予言をする人がだいぶ増えたんですが、
まったく当たらないので、最近やっと下火になってきた気がします。
ただ、1999年に終わったと思われていた
「ノストラダムスの大予言」が、このところ復活してきていますね。
「ノストラダムス 2018」で検索すると、たくさんのサイトが出てきます。

・古代文明、超科学、オーパーツなど
まあ、もともとそんなに盛んな分野ではありません。
一部に根強いフアンがいて細々と続いているといった感じです。
あとそうですね、UFO分野と重なる部分があるのかもしれませんが、
「NASAが発表した火星の画像の中に人工物が写っている、生物がいる」みたいな話は
海外ではそれなりに盛り上がっていますね。

さてさて、以上のようにオカルト界全体に大きな動きは見られませんが、
日本の場合は特殊な事情があるんじゃないかと思います。
江原啓之氏に代表されるスピリチュアル界が、
オカルト分野のかなりの部分を取り込んでいる気がするんですね。
「チャネラー」とか「サイコメトリー」「幽体離脱」など、
オカルト分野のものだったのが、新たにスピリチュアルの衣を着て説明されています。
これも時代の流れということなんでしょうねえ。

関連記事 『「サイコメトリー」って何?』









関連記事
スポンサーサイト




トラックバックURL
http://scoby.blog.fc2.com/tb.php/1319-818fc787
トラックバック
コメント
 そうですね、オカルト界・・・とは少し違いますが、そこそこ元気なホラーゲーム界では、近年「怪異を撃退する」より「怪異から逃走する」タイプが増えてきました。足音を殺したり隠れたりしつつ謎を解き、追跡者に捕まったら即死みたいな。無力感や緊張感がキモなのだと思われます。
 また、アニメやTRPGの影響でクトゥルフ神話の市民権がかなり拡大しています。狂気もまた恐怖の重要な一要素ですよね。
 最後になりましたが、あけましておめでとうございます。今年も怖い話や怪談論を楽しみにさせていただきます。この挨拶を含めて3連投になった点はご容赦。
| 2018.01.02 01:46 | 編集
コメントありがとうございます
あらためてこちらも、明けましておめでとうございます
クトゥルフ神話を日本を舞台にして書くのはなかなか難しいですね
自分の話では「謎の入り口」というのが
クトゥルフ神話をけっこう意識して書いたんですが
たぶん読む人には伝わってない気がします
bigbossman | 2018.01.02 02:29 | 編集
 こんばんは、野崎でございます。

 bigbossman氏とバフォメット卿に新年の挨拶を。

 今年こそ、まともな心霊番組が見たいナァ、などと思う今日この頃です。
 心霊映像を垂れ流すだけの番組もいいでしょうし、芸人とアイドルと霊能者(自称)が怪奇スポットに踏み込むお化け屋敷ごっこもいいでしょう。
 でも、やはり一番怖くて面白いのはドラマだと思うんです。

 だから、夏期の一クールだけでいいからレギュラーで心霊ドラマを放送するような番組やらないのかなぁ、と。
 まあ、視聴率関係も考えればかなり厳しいのでしょうけれど。

 では、ここらで失礼します。
野崎昭彦 | 2018.01.03 00:26 | 編集
明けましておめでとうございます
心霊ドラマ、いいですねえ
昔あった「あなたの知らない世界」の再現ドラマとか
「世にも奇妙な物語」みたいなのではなくて、
明治の日本の心霊主義時代を舞台にして、
貞子のモデルとなった御船千鶴子や福来友吉が出てくるような
ハードな内容のドラマを自分は見てみたいですね
どっかのテレビ局でそういうのやらないですかね
bigbossman | 2018.01.03 16:07 | 編集
管理者にだけ表示を許可する