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双子の話

2018.05.26 (Sat)
双子は双子ならではの特別な意思疎通を行います。
そして凄いのは双子達は自分たちにしかわからない
独自の言語を生み出すことがわかっています。約40%の双子は、
自分たちで言葉を作り出しコミュニケーションをとるとされます。

一緒にいる時間が長ければ長いほど双子達はオリジナル言語を開発するそう。
双子を育てたことのある方なら双子が変な言葉で会話しているのを
みた事がある人いるのではないでしょうか。
(なんでも評点)



やや古いニュースですが、今回はこの話題でいきます。
自分は持病があって、今も大きな大学病院に通院してるんですが、
受診してる科の待合室が産科の近くで、
双子の赤ちゃんを連れたママさんもけっこう見かけます。

日本で双子を出産する確率は1%だそうです。つまり妊娠1000件につき
10件、そのうち一卵性が4件。これは人種によっても違い、
双子が生まれる確率は、黒人が一番高く、次が白人で、東洋人は低くなって
いるようです。ただし、一卵性である確率はどんな人種でも同じです。

さらに、妊娠年齢が低いほど双子の産まれる確率は低く、
高齢になるにしたがって高くなっていきます。40歳の妊娠で7%、
45歳だと、なんと17%にもなります。 高齢だと双子になりやすいのは、
排卵が複数個起こる可能性が高くなるためと考えられています。

あと、日本全体として、双子の出産は増えてきています。
これは、高齢出産が増えたのと、不妊治療が関係しているようですね。
さて、双子、特に一卵性双生児の場合は、
テレパシーで意思の疎通ができるのではないか、という仮説が古くからあり、
これまで超心理学を中心に研究が進められてきましたが、
今までのところ、肯定的な答えは出ていません。

ただ、上記の引用にあるように、双子どうしが、自分たちでしか通じない
不思議な言語で意思疎通をすることは、よく見られます。
これは、一卵性でも二卵性でも同様に起きるので、
ごく幼い頃から、つねに一緒にいることが多いためと考えられています。

また、最近の研究では、妊娠14週目から、
母親の胎内で、双子がお互いの体に触ることができるようになり、
まるで遊んでいるように見えることがあるそうです。
これ、なかなか面白い話ですよね。

さて、このような双子の神秘性から、ドイツ・ナチスでは、
ユダヤ人の双子を用いて、さまざまな非人道的な実験が行われました。
ユダヤ人は人間ではなく、実験動物と同じあつかいを受けていたんですね。
気分の悪い話なので、ここでは詳述するのは避けますが、一例だけあげると、

ナチスの双子実験


「悪魔の医師、死の天使」と言われた、ヨーゼフ・メンゲレは、
健康な双子の皮膚や静脈をつなぎ合わせ、シャム双生児をつくるなどの
異常な研究を行いました。ちなみに、つなぎ合わされた双子は、
いつまでも苦しんで泣きやまないため、見かねた両親が殺したと言われます。

また、双子のうちの一人が、もう一人の体内に入ってしまった形で
産まれてくるケースもあるようです。ご存知のない方が多いと思いますが、
昭和時代、力道山の弟子のプロレスラーに、マンモス鈴木という人がいて、
全身の剛毛、身長193cmとキャラクターに恵まれていたものの、
レスラーとしては大成できませんでした。

マンモス鈴木は、助産婦にとりあげられたんですが、妊娠初期に、
助産婦は母親に、双子だと言ったそうです。ところが、産まれてきたのは
マンモス一人。マンモスはいつも体調が悪く、プロレスの厳しい練習に
ついていけなかったんですが、あるとき病院を受診したところ、
体の中に双子の肉体が入っているのが発見されたんですね。

マンモス鈴木


これが体調不良の原因になっていたわけです。
もちろん、体内の双子に生命はありませんでしたので、摘出手術したんですが、
この後、マンモスの体重は激減してしまい、プロレスができなくなって、
レフリーに転向しています。もっと早いうちにわかればよかったですね。

さて、双子をあつかったホラー映画はたくさんあります。
いちばん有名なのは、スティーヴン・キング原作、
スタンリー・キューブリック監督の『シャイニング』だと思いますが、
あの映画では、双子は象徴的な意味で少し出てくるだけでした。

双子をメインテーマとしている中で、自分が最高傑作と思うのは、
ブライアン・デ・パルマ監督の1973年作品、『悪魔のシスター』ですね。
ただ、これはホラーよりも、サイコサスペンスに近い内容でした。
まだ見ておられない方にはオススメです。

『悪魔のシスター』


あとは、ロバート・マリガン監督の1972年作品、『悪を呼ぶ少年』。
金髪の双子の少年が出てきますが、脚本がよく練られていて、
隠されていた真相がわかると、一気に怖くなります。
そして、じつに哀しい話でもありました。

この他、デビッド・クローネンバーグの『戦慄の絆』、
ハリー・クレヴァンの『デッドリンガー』などが思い浮かびますが、
近年の作品では、ベロニカ・フランツの『グッドナイト・マミー』
が2016年に公開されています。

整形手術を受け、顔中包帯だらけにして病院から帰ってきた母親が、
前とは違った冷たい性格になっていて、奇妙な行動をとる。
そこで、本当の母親かどうか疑った2人の双子の少年たちが、
秘密を暴こうと行動するが・・・こんなお話でした。では。今回はこのへんで。

関連記事 『もう一人の赤い私の話』  『嘘つき』







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