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その二

2013.10.29 (Tue)
 その二は尾瀬湿原内にある「岩塔盆地」です。
これは不可思議話の大先達である西丸震哉氏が命名した地名ですが、正式名称ではないようです。
「岩塔ヶ原」と言われることもあります。
あるとき西丸氏が航空写真を機械で立体視していたら、
湿原の中に尖ったドーム状の地形があり、人工物のようにも見える。
仲間をさそって実際に行ってみたら、岩塔自体は小山に木が重なって生えているものだったが、
そこで奇妙な体験をした、という内容が『山だ原始人だ幽霊だ』だったか、
(違ったらごめんなさい)に書かれていたと思います。この地は、地下の大神殿がある、
ドッペルゲンガーに遭える、生き残ったサンカの住処であるというような噂があり、
立ち入り禁止区域という話もありますが、いろんな人がブログに現地の写真などを載せていますね。 

 西丸オヤビン(敬愛を込めてそう呼ばれる)の話を引用してみます。
「何度か山で見た男の幽霊のなかで、本州の最奥、尾瀬ヶ原北方の山中、
私が岩塔盆地と名付けた湿原地帯で出会った例を紹介しておこう。
 私のほかに五人ほどの仲間で、テントを設営して泊まり込んでいたある日の夕方、
まだ明るい時刻に、山の奥の側から一人の男が近づいてきた。
こんな辺鄙なところに人がやってくるとはめずらしいなと思って見ていた。
前にそのあたりのことを山の雑誌に書いたこともあるので、
それを見てやってきたのかな、と思った。

 だんだん近づいて、水たまりの水をはねながらやってくる。
彼は、私がはいていたのよりも立派な登山靴をはいていた。
私たちはテントを二はり張って、ちょうど夕飯の炊事の用意か何かをしていたときで、
みんな手を休めてその男を見ていた。

 かれは、十数メートルほどの近くにまで来ていながら、
われわれの話し声にも知らん顔、全然こちらを見むきもせずに
そのままスーとわれわれの横を通りすぎて行く。
 私は前に穂高岳の下、横尾谷の岩小屋で、
完全装備をした若い男の幽霊に同じような無視のされ方を受けているので、
また出たなと思ってすぐに男のあとを追いかけた。
が、ちょうど原っぱの途中に張り出している林の角で一瞬のうちに姿を見失った。

 私も、すぐにその場所へ行って探したが、その向こうの原っぱにも姿は見えない。
原っぱの中をあちこち駆けまわり、「オーイ」と呼んでみたけれども、何の反応もない。
夕暮れどきだから、われわれの設営した場所をはずすと、
そのあたりには泊まり場がないはずなのだ。もっとも、
ヤブの中であろうと何であろうと、よほど自信のある人なら、
どこでも寝てしまえるかもしれないが」


 ここに到達するにはそんなに山登りはないけどかなり歩きます。
昼の印象は風光明媚そのものという感じですが、夜になると雰囲気が一変します。
地下神殿?の入り口は、そうとう探し回りましたが、
自分には見つけられませんでした。

*これは紹介していいかどうか迷ったのですが、種明かし編がありました。
場所は別のようですが。私は幽霊にされてたようです

『日本最後の秘境といえば岩塔ヶ原だろ』


心霊スポットその一

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