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怖い話の自分ルール

2013.10.30 (Wed)
 怖話を書くにあたって自分ルールとしているのは、

・単なる心霊スポット探訪物は書かないこと
ちまたに溢れていますし、なかなか新味のあるものも書けないでしょうし。
当ブログにもいくつかはあるんですが、自分としては少しひねっているつもりです。

・夢の話を入れた場合は必ず現実となにかしらリンクさせること
これも当然で、夢だけの話は「そこでふと目が覚めた」
と最後に入れるのと変わんないですから。さすがにSFでもミステリでも禁手ですよね。
夢が出てくる話自体は多いほうだと思います。

・なるべく方言や年寄り言葉「わしは・・・」のようなのを入れないこと
ただしこれはあくまで怖話で入れないというだけで、バカ話系では積極的に活用してます。
大仰な雰囲気やバカキャラを強調できるからです。
これが出てきたらあまり怖い話ではないと思ってほしいです。

 怖い話の他にバカ話も自分は書いていますが、怖い話とナンセンスな話は
表裏一体の部分があると思います。ポーなんかも本格的ゴシックの他に
いろいろバカ話を書いていますし、
筒井康隆も、ナンセンス話の中に良質の怖話がまぎれこんでいます。
このお二人と自分を比較しているわけではもちろんありません。
月とすっぽん以上に違うのですが、怖い話とバカ話の境界は微妙だということの
例として出させてもらいました。

・「」で会話が続くシーンをさけること
これをやるとホラーの雰囲気がなんとなく薄れて曖昧になる気がします。
それに本の縦書きならともかく、ネットで横書きすると読みにくくなる感じもします。
(慣れた人はそうでもないかもしれませんが)
できるだけ地の文と会話を混ぜて書いてます。

・怪異そのものを登場させるときは慎重に
「柳の下に白装束の幽霊が両手を下げてうらめしや~」では落語ですよね。
そう書く人はいないでしょうが、生首とか幽霊そのもの、怪物そのものをなるべく出さずに
怖い話を作れたらと思っています。

・擬音語は効果的に
「ギイッ、ギイッ、ギッ、ギッ」「ぎゃあああああああ~」
こういうのを使わないようにして書いています。
ただし短く効果的に使えているかというとそうでもない・・・難しいですね。

・状況説明は必要十分で
あまり場所がどうのこうの、登場人物の人間関係がどうのこうの
ということを詳しく書く必要はないかなと思っています。
登場人物にキャラつけして、感情移入の度合いが大きくなるようなら、
最初から、怪談ではなく小説として書いたほうがいいという気がします。
ただこれも、読む人の多くが知らないだろう分野のことを書く場合は、
それなりに説明しないと理解してはもらえないです。

・登場人物は3人までに抑えること
登場人物が多くなれば多くなるほど、どうしても話は長くなります。
ホラー本をフアンが買うのなら長くても読むでしょうが、
ネットで見ず知らずの人に書いているので、あまり長いと読んでもらえません。
それに登場人物が多いと、シーンチェンジが多くなってしまい、
やはり怖さが薄れるような気がします。

・一つの話でシーンは二つは入れること
上に書いた項目と矛盾するようですが、多すぎてはいけないけど、必要ではあると思います。
この「シーン」というのは自分では、映像なら監督が「カーット!」と叫ぶような、
ひとつながりの場面という意味で使っています。
ごく短い話なら別ですが、ある程度の長さのものなら、
作中で、場所が変わる、または時間が経過する、というのは必要な気がしますね。
みなさん意識しなくてもやっておられると思いますが。

・因縁話はさけること
この怪異が起きたのは何世代前の先祖の行いの祟りで・・・というのは
当ブログにもあるんですが、
理に落ちてしまって話全体に広がりがなくなる気がします。
これも書き方によるんでしょうけど。
因縁話自体は、横溝なんかの、過去の忌まわしい出来事が現在に浸食して事件を起こさせる
という形は大好きなんですが、短い話には向かないと思います。

・難しい漢字、難解な語句はなるべく使わないこと
これはいろんな年代の人に読んでもらいたいという願いからです。

以上ド素人ながら偉そうなことを書いています。ま、少しでも参考になれば幸いです。
そのうち続きを。

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