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ホームズの怖い話

2018.08.12 (Sun)
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今回はこのお題でいきます。シャーロック・ホームズはご存知でしょう。
イギリスの作家、アーサー・コナン・ドイルが生み出した名探偵ですね。
ドイルは測量技師の家庭に生まれ、大学で医師の免許を取り、
船医として職業生活をスタートさせるなど、理系の人なんですが、
副業として書いていた推理小説が大ヒットし、人気作家となりました。

アーサー・コナン・ドイル
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ホームズは長身の思索的な人物で、コカインなどの麻薬を乱用するという
人間的な欠陥もあります。金のためではなく、知的興奮を求め、
医師のワトソン博士とのコンビで、数々の難事件を解決していきます。
世界中に熱狂的なホームズのフアンがいて、
その人たちはシャーロッキアンと呼ばれます。

また、ホームズの人物像をヒントに、日本の推理作家、江戸川乱歩が
明智小五郎を生み出したのは有名な話です。ホームズが事件の捜査に
使っていたベイカー街のストリートチルドレンのグループが、
乱歩の少年探偵団にあたるんですね。

あと、ドイルはシャーロック・ホームズ物の他にSFも書いています。
『宇宙戦争』や『失われた世界(ザ・ロスト・ワールド)』は
何度も映画化されてますね。SF作品に登場する主人公はチャレンジャー教授。
ホームズよりかなり行動的で肉体派、冒険にふさわしい人物です。

さて、コナン・ドイルは晩年、心霊研究に没頭したことは有名です。
第一次世界大戦で多くの友人や身内を亡くしたことで、
「我々の愛する人は死後もなお生き続けているはずだ」
という確信を持つようになったと、その著作に書かれています。

日本に翻訳はされていませんが、かなりの数の心霊主義的な著作があります。
ドイルは、世界に心霊主義を広めるのが自分の使命と考え、
英国内だけでなく、オーストラリア、アメリカ、ヨーロッパ諸国、アフリカ
などで、心霊研究に関する講演を行って回りました。

イギリスの田舎、コティングリー村で2人の少女が妖精の写真を撮ったとされる
「コティングリー妖精事件」にも関わり、その写真を本物と鑑定しています。
ただ、この事件については後年、当事者の少女2人が、
妖精は雑誌の人物を切り抜いたものであったと告白してるんです。

コティングリーの妖精写真 ひと目で絵だとわかると思うんですが・・・
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さて、前置きが長くなってしまいましたが、
ホームズが解決した事件の中で、怪奇色の強い話をあげてみます。
これら全部が傑作というわけではなく、あくまで怖い話のリスト。
ホームズ物は一種のアイデア・ストーリーですので、
ネタバレにならないように注意したいと思います。

まず、「まだらの紐」。これが一番怖いでしょうか。
作品としての評価も高く、代表作の一つと言えるでしょう。
義父ロイロットが資産を管理している女性が結婚することに決まり、
財産を相続することになったが、自室で夜に口笛が聞こえると訴えるようになり、
数日後、「まだらの紐」という言葉を残して謎の死を遂げる。

そして、死亡した女性の双子の妹がホームズのもとを訪れ、
事件の解決を依頼するのだが、その依頼人にも命の危険が迫っていることを
ホームズは察知する。ホームズ物の特徴の一つとして、強力で魅力的な
敵役が登場することがあげられますが、本作のロイロット博士もその一人です。

「まだらの紐」
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「バスカヴィル家の犬」。ホームズ物の4つの長編のうちの一つです。
自分はこれ、短くてすむ話を、無理に引き伸ばして長くしたという印象がありますね。
魔犬の呪いの伝説を持つ名家の当主が、森の中で死体で発見される。
表向きは病死と発表されたが、遺体の近くには巨大な犬の足跡があった・・・
イギリス流の伝奇推理といった趣の内容です。

「バスカヴィル家の犬」
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「サセックスの吸血鬼」。ワトスン博士の旧友がホームズのもとを訪れ、
再婚したペルー出身の妻が、自分が産んだ赤ん坊の首に噛みついて血を吸っている
場面を何度も目撃したという相談を受ける。吸血の場面を見られた妻は、
寝室に閉じこもってしまって出てこない・・・

「悪魔の足」。転地療養をしているホームズとワトソンのもとに来た依頼人は、
牧師館で、昨夜3人の兄弟と夕食をとったのだが、その後、朝になって、
3人は椅子に腰かけたまま、一人死亡、2人が発狂した状態で発見された。
依頼人は、3人のところに悪魔がやってきたのではないかと言う・・・
話の冒頭に不可解な謎が提示されるのは、現代の推理小説にも通じますね。

「覆面の下宿人」。ホームズは依頼者から、自分が部屋を貸している下宿人が
自殺を考えているのではないかと相談を受ける。その下宿人は女性で、
つねに覆面をしているが、それは、かつてサーカスのライオンに顔を
食いちぎられた有名な事件のためだった。
あまり評価は高くないですが、自分はこの話、けっこう好きです。

さてさて、だいたいこんなところでしょうか。もちろん推理小説ですから、
これらの事件の謎はすべて合理的に解決されます。
(現代の目からは、かなり無理な謎解きもありますが)ここから、
ドイルがどのような精神遍歴で心霊オカルトの領域に踏み込んでいったのか、
人はどうやって心霊主義者になるのか?
自分なんかには、大変興味深い部分です。では、今回はこのへんで。

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