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チョコレートのオカルト

2019.06.20 (Thu)
144人の肥満の男女を対象に、1日あたり男性1600キロカロリー、
女性1400キロカロリー摂取制限ダイエットを2種類の方法に分けて
研究が実施されました。一方は低糖質で低カロリーの朝食を、
一方は高タンパク質かつ高炭水化物で必ずチョコレートやケーキ、
クッキーやケーキ等ののデザートを含む朝食を食べました。

最初の16週間の研究の結果は、どちらのダイエットグループも大差なく
平均で14キロ減量しました。しかしさらに16週間後、
朝食にデザートを食べているグループはさらに5.9キロ減量したのに対し、
低カロリーの朝食グループはなんと1.6キロもリバウンドしてしまいました。

(GIZMODO)

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今回はこういうお題でいきます。最近「〇〇のオカルト」という記事を
よく書いていますが、適当に題材を選んで無理なんじゃないかと
思いながら書き始めても、けっこう書けるもんなんですよね。
それだけオカルトが、生活の隅々にまで入り込んでいるということでしょうが、
たださすがに、「らっきょうのオカルト」とかはダメでしょうね。

で、上記引用の記事ですが、これで終わりなんですよね。
肝心の、なんでチョコレート等のスイーツを食べたグループがダイエットに
成功したかの理由が書いてないんです(!?)。
研究グループもわからないということなんでしょうか。

少し考えてみましょう。朝食を、いわゆる粗食にしたグループも、
チョコレートを含むスイーツにしたグループも摂取するカロリーは同じです。
成人男性の場合、1日の必要カロリーは2000kcalほどですから、
1600kcalだと、どちらのグループも少しずつ
体重が減少していくのは間違いありません。

それが、どうしてチョレートグループだけ、実験終了後もリバウンドせず、
さらに体重を減らすことができたのか? うーん、2つのことが
考えられるでしょう。一つは、チョコレート等に含まれる成分のため。
もう一つは心理的な効果ですね。もちろんこの2つが相乗作用を
発揮したとも考えられますが。

カカオ飲料をつくるアメリカ先住民
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まず、チョコレートなどのカカオ食品はGI値が低いと言われますね。
GI値とはグリセミック指数のことで、食品ごとの血糖値の上昇度合いを
間接的に表現する数値です。これが低いと血糖値が上がりにくく、
インシュリンの分泌が少ない。インシュリンの分泌が多いと
脂肪が蓄積されやすくなります。このことが関係しているのか。

また、カカオに含まれるたんぱく質の一種、カカオプロテインは
消化されにくく、食物繊維のように便通をよくします。
それからカカオポリフェノールは循環機能を改善すると言われているので、
その方面の影響でしょうか。ちょっと素人の自分にはわからないです。
ただ、実験をやめてもダイエット効果が続いてるのは、

心理的な影響が大きいのはたしかじゃないかと思います。
粗食、つまり鳥の餌のようなものをボソボソ食べていると、
食事の喜びがないですよね。それに対し、スイーツは少量でも満足感が
あるんじゃないでしょうか。そのことが、ダイエット期間が終わっても
リバウンドを抑えたというのが、一番ありえる答えのような気がします。

自分の写真をもとに3Dプリンターでつくる「私を食べて」チョコ
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あとまあ、こういう研究は、裏でスイーツ関連企業が資金を提供していたりする
場合もあるので、眉唾程度に聞いておいたほうがいいかもしれません。
さて、ここからはチョコレートそのものの話をしていきますが、
その原料であるカカオは中央アメリカが原産地です。

アメリカ先住民は、カカオの粉末をすり潰したのを入れた液体に
バニラや唐辛子を混ぜて飲んでいました。薬用で、一種の強精剤のような
ものだったんです。それをコロンブスらコンキスタドールが
ヨーロッパに持ち込んだわけですが、コロンブス自身は飲めば気分が
悪くなると言って、その価値を認めていなかったようです。

その後ヨーロッパでは、唐辛子のかわりにシナモンや胡椒を入れるようになり、
やがて17世紀後半には、砂糖やミルクを入れる甘い飲み物に変化し、
王侯貴族の間でもてはやされるようになったんですが、
この頃はまだチョコレートはぜいたく品で、庶民の口には入りませんでした。

さて、チョコレートのオカルトというと、日本ではバレンタイン・デーに
関連したものが多いですね。好きな男の子を自分にふり向かせるための
自作チョコレートのレシピがあれこれ紹介されていて、
ちょっとした黒魔術のような状況になっています。中には自分の血などを
混ぜる場合もあるようで、なかなか怖い部分もあります。

「蛙チョコレート」
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あとはそうですね、『ハリー・ポッター』シリーズにはチヨコレートが
よく登場していました。「蛙チョコレート」にはおまけとして
「有名魔女・魔法使いカード」がついていて、古今東西の有名な魔法使いの
写真またはイラストと、その簡単な経歴が記されていました。
たしかダンブルドアのもあったんじゃないかな。

映画の『アズカバンの囚人』では、ディメンター(吸魂鬼)に襲われた
ハリーに、ルービン先生が「Chocolate. Eat. It'll help.」と言って、
チョコレートをあげていました。気つけ薬みたいな使われ方ですが、
上記したように、もともとヨーロッパには薬用として入ってきたものなので、
現在でもそういう食べられ方をしているのかもしれません。

チョコレートそのものが主題になった映画では、『チャーリーとチョコレート工場』
があります。ロアルド・ダールの児童小説『チョコレート工場の秘密』が原作
なんですが、ご承知のように、ロアルド・ダールは短編恐怖小説の傑作
『南から来た男』を書いた人ですので、子ども向けとは言っても、
作中にはいろいろ皮肉な仕掛けがほどこされています。

『チャーリーとチョコレート工場』
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まず、チョコレートをつくっている小人のウンパルンパです。彼らは
カカオ豆の報酬と引きかえに工場に雇われていて、
このあたりは、南米のプランテーションで、奴隷がカカオ豆を通貨にして
取引されていたことを下敷きにしているんでしょう。

また、ゴールデンチケットがあたって工場に招待された子どもたちは、
主人公のチャーリーをのぞいてみな問題児で、トラブルを引き起こして
自業自得の罰を受けるんですが、体が紫色になったり、ペラペラで
電信柱のような長身になったり、一生残る?だろう障害を受けて
しまうんですね。やはり普通の児童小説とはちょっと違います。

さてさて、ということで、けっこう書くことがありました。
みなさんチョコレートはお好きでしょうか。引用ニュースのチョコレート
ダイエットですが、試してみて体に悪いということはないと思われますが、
食べすぎて鼻血を出さないようにしてください。では、今回はこのへんで。

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