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道路のオカルト

2019.08.20 (Tue)
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今回はこういうお題でいきます。そうですね、なるべく前に書いた
「車のオカルト」とかぶらないようにしたいと思います。さて、
「道」というものは、人類が発祥した当初からあったと考えられます。
採集の場や水場など、何度もかよう場所までの途中は
踏み固められて草が生えなくなり、道ができます。

人々が定住生活を始め、交易が盛んになると、他の集落へとつながる
道ができてくるわけですね。『三国志』の魏志倭人伝には、
対馬国の描写として「道路如禽鹿徑」と出てきます。鳥や鹿が
通るような粗末な道という意味です。

また、末盧(まつろ)国の部分には「草木茂盛行不見前人」とあり、
草木が生い茂って前を行く人が見えないほどだと、
当時の中国人が、道の悪さに驚いている記述があります。
古代の道は、丘や大きな川に遮られると迂回して渡りやすい場所を
選んでいたと考えられ、現代とは比較しにくいでしょう。

アリゾナのハイウェイ
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舗装路は、もちろん現代のようなコンクリやアスファルト製では
ありませんが、石畳のような道は紀元前から見られます。
古代ローマや中国では、数千年前から、数万kmにもおよぶ
牛馬や車が通れる立派な道がありました。

さて、道路のオカルトというと、アメリカでは、ます最初に
ヒッチハイクがくるんじゃないかな。さまざまな都市伝説があります。
ヒッチハイクで拾った人物が殺人鬼だったり、
逆に、ヒッチハイカーが乗った車の持ち主がおかしな人間だったり。

前者のパターンの傑作が、1986年のアメリカ映画『ヒッチャー』。
『ブレードランナー』のレプリカント役で有名になった
ルトガー・ハウアーが、サイコ殺人鬼として鬼気迫る演技を
見せています。あと、リチャード・マシスンの短編小説をスピルバーグが
映画化した1971年の『激突』のような、大型トラックに襲われる話。

怪談の舞台になりやすいトンネル
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日本のように鉄道ではなく、かなりの長距離を車で移動するアメリカでは、
道路は怖い場所なんですね。道の両側に建物がないようなところが
何十kmも続いていて、簡単に助けは呼べませんし、
州が変われば警察もチェンジしてしまいます。日本だと、車での
長距離移動は高速道路になるので、ヒッチハイカー自体がまずいません。

ちなみに、これは余談ですが、自分がアメリカに住んでいたときに
見たかぎりでは、アメリカの道路は広いですが舗装状態はよくありません。
日本のように、ちょっとでも凹んだりするとすぐに補修される
といったことはないんです。韓国など他の国と比べても、
日本の道路はよくできていると思います。

「秩父貯水槽殺人事件」どうしても墓地に案内されてしまう
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さて、ここからは道路のオカルトを思いつくまま書いていきます。怪談では、
ナビの案内にしたがっていると、どんどん変なところに連れていかれる
といった話があります。2004年に出た、「秩父貯水槽殺人事件」を
あつかったDVDでは、被害者の実家の住所をナビに入力すると、
その人の墓がある墓地に連れていかれるといった内容が出ています。

幽霊注意?
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まあ、昔のCDを入れるナビだと、新しい道路情報に追いつかず、
車が海や山の上を走ってるなんてこともありました。
また、死亡事故のあった場所に置かれている慰霊の花束やジュースなど、
これも怪談の定番の一つですね。イタズラをした人間が祟りにあう。

あとは、「!」の道路標識について。これは黄色に黒字の「警戒標識」で、
「その他の危険」を表しています。ほとんどは標識の下に、
「凍結注意」などの補足説明がついていますが、中には何もないものも
あって、「幽霊が出るからだ」とも言われています。

事故現場
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それについて問い合わせをしても、国土交通省や地方自治体が
認めることはないんですが、自分が少し調べたところでは、
見通しのよいゆるやかなカーブの場所に、補足のない「!」が
連続して立てられていて、なぜか、そこでは事故が多発するといったことは
あるようです。で、地元では幽霊の噂が立っている。

あとそうですね、道の駅の駐車場で車中泊をしていて怪異に遭うといった
パターンの話もけっこうあります。たいがいの道の駅は24時間利用可能で、
車中泊も仮眠として黙認されていることが多いんですが、
(禁止のところもあります)さすがにテントを張ったり、煮炊きをして
騒いだりするのはマナー違反で、警察を呼ばれる場合もありえます。

車中泊
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それから、怪談で定番なのがトンネルです。「時間が戻る」 「死者に会える」
「上から血まみれの女が降ってくる」など、さまざまなパターンがあります。
長いトンネルで、あのオレンジの光の連なりをずっと見てると、
一種の催眠効果があるとも言われます。それで、壁に映る車の影などが
走っている落武者に見えたりする(笑)。

道路に付随した歩道橋や音の出る信号機、地下道などにもさまざまな
怪談があり、稲川淳二さんの「女王様の歩道橋」の話は有名ですね。
学芸会で女王様の役をやるはずだった女の子が車に轢かれて亡くなり、
事故の後につくられた歩道橋の「安全のため」という文字の
上のほうが消えて、「女王のため」になっている・・・

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さてさて、ということで、道路のオカルトについて見てきました。
最後に変な話をしますが、自分は10年くらい前、夜中の2時ころに
ローラースケートで近所の道路を走ってたことがあるんですね。
車通りの少ないところの信号はほとんど黄色の点滅になり、
昼とは違った雰囲気になっていました。では、今回はこのへんで。

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