FC2ブログ

目のオカルト

2019.08.29 (Thu)
bREFA (8)

今回はこういうお題でいきます。さて、みなさんは視力はいいほう
でしょうか。自分は、両眼でなんとか0.8くらいは見えるので、
ギリギリ運転免許の更新を裸眼でパスできてます。
ふだんはメガネやコンタクトをつけることはありません。
ただ、中学生までは2.0の視力があったんですよねえ。

それが、だんだん落ちてきまして。自分は占星術をやってるので、
夜空を見上げたときに肉眼で見える星の数が、はっきり昔より
少なくなりました。ただまあこれは、街が昔より明るくなったことや、
中国から流れてくるPM物質などのせいもあるんだと思います。

さて、目のオカルトというと、おそらくその人のオカルト指向性に
よって、大きく2つに分けられると考えています。
一つは「陰謀論」系、もう一つは「超能力系」。この場合、
超能力といっても東洋思想の影響が強いものですね。前に「視線のオカルト」
という記事を書いたので、それとかぶらない内容にしたいと思います。

bREFA (4)

まず、陰謀論系ですが、「プロビデンスの目」という言葉は
ご存知でしょうか。さまざまなデザインがありますが、基本型は
三角のモチーフの中央に片方の目だけが浮いているものです。
この三角形は、ピラミッドになっていることもあります。
プロビデンスとは、「神の摂理」という意味で、

キリスト教の神が、自ら創造した人間その他のものに対する配慮
といった概念です。三角形は、キリスト教の最重要の教義の一つ
である「三位一体」を表します。神は「父なる神、その子であるイエス、
精霊」の3つが一つの実体として在る、ということです。

1ドル紙幣のプロビデンスの目
bREFA (2)

さて、このプロビデンスの目、陰謀論では、秘密結社フリーメーソンの
シンボルであり、アメリカ合衆国の国章の裏面やUSドル紙幣に
描かれていることから、フリーメーソンが裏でアメリカを支配している
象徴であるなどと言われます。また、日本の千円札を透かして見ると、

野口英世の左目と富士山の頂上付近が重なって見える状態が
「プロビデンスの目」になっていて、一部では、フリーメーソンが日本をも
支配している証拠だなどともされます。まあこれ、キリスト教の
シンボルですので、ヨーロッパの国でも、
さまざまな建築物や絵画などに見ることができますね。

千円札のプロビデンスの目 さすがにコジツケでしょう
bREFA (1)

ただ、自分はオカルトの中でも、あまり陰謀論って好きな分野じゃ
ないんですね。フリーメーソンにしてもイルミナティにしても、
いくら調べても実体がありません。アメリカは、イギリスの清教徒である
ピルグリム・ファーザーズが入植ししてつくった国という建前ですので、
国章に、キリスト教のシンボルが使われるのに不自然はありません。

そういう国の成り立ちのため、アメリカ大統領は就任式で、聖書の上に
手を置いて宣誓するわけです。ですから、黒人であるオバマ氏や、
女性であるヒラリー・クリントン氏が大統領になったとしても、
非キリスト教の、例えばイスラム教などを信じる人物が
アメリカ大統領になるということは、現状ではちょっと考えられません。

宣誓するトランプ大統領


では、アメリカに秘密結社的なものがないかというと、これはあるでしょう。
特定の大学、例えばハーバードの出身者に横のつながりがあるとか。
日本を考えてみればわかりますよね。省庁に入る高級官僚の多くは
東大出で、同窓生が同じ時期に出世して重要ポストにつきます。
秘密結社を考えるより、そういう学閥などのほうが はるかに現実的です。

インド思想における第三の目
bREFA (5)

さて、ここまでだいぶ長くなってしまいました。超能力系では「第三の目」
と呼ばれるものが、日本のスピリチュアルでも もてはやされています。
もともと、インドの神秘思想から来ているのはご存知でしょう。
人間の体に7つの中枢があり、それを「チャクラ」と呼び、
中国語では「輪」と訳されました。

第三の目は、このうちの6番目で、アージュニャー・チャクラと呼ばれ、
眉間にあります。ヒンドゥー教の女性は、眉間の部分に
ビンディという装飾をつけますが、これは既婚で、しかも夫がまだ
存命中の女性だけがつけるものとされます。
まあ、結婚指輪みたいな役目を果たしているんでしょう。

7つのチャクラ
bREFA (3)

チャクラの役割については、インド宗教から離れ、スピリチュアルや
アメリカのニューエイジ思想などで、さまざまな説明が新しく加えられて
混乱しています。一般的には、第三の目は人間の中の第六感を司り、
これが開くことで、知恵や直感が働くようになると言われます。

また、中国には古くから「気功」という概念があり、
そこでは「丹田」という人体のツボを気が巡っていると説明されます。
気功はもともと古代中国からあったものですが、清の時代に
インドのチャクラの考え方が取り入れられ、現在はだいぶ融合しています。

中国気功の丹田
bREFA (7)

ただ、本来のヒンドゥーのチャクラは、神と交信して一体化するための
宗教的な修行法の一つであって、第三の目が開いたからといって
超能力が使えたり、霊視ができるようになったりするということは
ありません。そういう説明をしているサイトは、眉に唾をつけて
見たほうがいいと思いますね。

さてさて、ということで、目のオカルトについて2つのことを
説明しただけで字数がつきてしまいました。書きたいことはまだまだ
あるんですが、これも後々の宿題ということにしておきましょう。
では、今回はこのへんで。

関連記事 『視線のオカルト』

ビンディをつけたインド人女性




関連記事
スポンサーサイト




トラックバックURL
http://scoby.blog.fc2.com/tb.php/2120-8cca6d1d
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する