FC2ブログ

お菓子のオカルト

2019.10.15 (Tue)


今回はこういうお題でいきますが、お菓子で記事が一本書けるか
どうか不安です。あんまりオカルトとは縁がないものですよね。
ですから、この記事の後半は、毎年やっている「ハロウインケーキ」
の特集にさせていただいてお茶を濁したいと思います。

あと、前に「チョコレートのオカルト」という記事を書いているので、
それと内容がかぶらないようにします。さて、お菓子の定義は難しく、
明らかにするのはほぼ不可能という感じがします。現代では、
じつに幅広い概念になってるんです。例えば、甘いものがお菓子か
といえばそうでもなく、塩せんべいとかもお菓子と言いますよね。

ポテトチップスなどもスナック菓子と言いますし、「お菓子=甘み」
ではないようです。あと、アイスクリーム類は氷菓子と
言ったりしますが、ヨーグルトなんかはどうでしょうか。
市販されているものは、砂糖や果実を加えて甘みをつけた製品が
多いですが、乳製品をお菓子ということは少ないと思います。

また、果物は昔から水菓子と呼ばれてきましたが、現代では、
ミカンやリンゴなどをお菓子とは考えませんよね。
うーん、どうすればいいのか。これは、食品そのものより、
食べるときの条件によって、お菓子と呼ばれるかどうかが
決まってくるのかもしれません。



つまり、主食ではなく、おやつとしてちょっとつまむもの。
ただし、果物のようにまったく加工がされていないものはのぞく。
あと、スルメとかカルパスとか、ああいったお酒といっしょに
食べるものは「おつまみ」になるんでしょう。

さて、歴史的にみると、甘みとしては天然の蜂蜜が石器時代から
採取されています。中国大陸では古くから養蜂が行われていましたが、
日本では一般的ではなかったようです。『日本書紀』には、
643年、皇極天皇の時代に、百済から人質として日本に来た
王子豊璋が、蜜蜂を三輪山に放して養蜂を試みようとしたが失敗した、

という記述が出てきます。それから、縄文時代の遺跡からは、
栗の実や栃の実を粉にして固めて焼いたものが出土していて、
「縄文クッキー」と呼ばれていますが、これはたんに食べやすくした
だけで味もほとんどなく、主食の一つですね。

日本では、砂糖の受容は遅れました。奈良時代に、唐の僧 鑑真和尚が
持ってきたものが日本で初めての砂糖とされ、薬と考えられていました。
それ以前は、甘みとしては水飴(玄米を発酵させたもの)
アマヅラ(ツタの樹液を煮詰めたもの)などで、平安時代の『枕草子』に、
かき氷にアマヅラをかけて食べる描写が出てきます。

アマヅラの原料の甘葛


アマヅラは自分も食べたことがありますが、ほんのり甘いかなという
程度のものです。それ以後も、日本での砂糖はずっと輸入に
頼っていました。中国から小麦粉を使った饅頭が入ってきましたが、
日本では仏教の戒により中に肉をつめるのを禁じられたため、
小豆やサツマイモに砂糖を加えて練った「餡」を入れるようになります。

室町時代後期から戦国時代にかけて茶道が大隆盛し、茶事で使われる
点心がさまざまに工夫されて和菓子が誕生します。
江戸時代からは、南蛮貿易により金平糖やカステラなどが少しずつ
入ってきて、現在の多種多様なお菓子になっていくわけです。

うーん、ぜんぜんオカルトにならないですね。ホラー小説や映画でも
お菓子がテーマになったものは思いつきません。
おそらく、お菓子を食べているときは世界の誰もが幸せな気分で、
オカルトホラーなことには結びつかないんでしょう。

あと、お菓子のオカルトというと、ミルキーにまつわる都市伝説が
言われることが多いんですが、ミルキーそのものはただのアメで、
マスコットキャラであるペコちゃん人形のオカルトと言ったほうが
いいものです。やはり無理のようなので、
ここからはハロウインケーキ特集にします。

名称未設定 1aeg

名称未設定 1gbhjm

名称未設定 2

名称未設定 1eat

名称未設定 1



これくらいにしておきますが、ハロウインケーキに使われるモチーフは、
クモとクモの巣、お化け(白いシーツをかぶったもの)、目玉、枯れ木、
墓地、黒猫、魔女、頭蓋骨、血、コウモリなどです。アメリカでも昔は
カボチャのケーキがほとんどでしたが、今はいろんなのがあるようです。

あと、アメリカではクリスマスケーキを用意する家庭は少ないです。
ふつうはクリスマスにはミルクとクッキーが出ます。いつのころからか
わかりませんが、日本ではケーキ業界の宣伝にのせられ、
クリスマスにはケーキを食べることになったんです。まあねえ、
こういうのも一種のオカルトかもしれません。では、今回はこのへんで。

関連記事 『チョコレートのオカルト』 『ハロウインケーキ特集』
『クリスマスあれこれ』



関連記事
スポンサーサイト




トラックバックURL
http://scoby.blog.fc2.com/tb.php/2172-05d10753
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する