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顔のオカルト

2019.10.28 (Mon)
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今回はこういうお題でいきます。顔に関するオカルトは
いろいろありそうです。人間は、人と会ったときにどうしても
顔に目がいきますよね。性別、年齢その他、顔にはいろいろな
情報が含まれているからです。また相手の、笑っている、怒っている
などの表情を見て取って、その後の自分の対応を決める。

これは自己保存、危険回避の本能の一つでもあるんじゃないかと
思います。犬などと違って人間の嗅覚は退化していますが、
そのぶん、視力を用いて情報を集める力は鋭くなっています。
また、顔はその人物の表看板という意味合いもあります。
顔がその人の歩んだ人生を表すとか、

40歳過ぎたら自分の顔に責任を持つべきなどとも言われます。
で、その顔が異質なものだったら、これはギョッとしますよね。
小泉八雲が取材した「のっぺらぼう」は、そのあたりの効果を
ねらったものでしょう。妖怪には他にも、一つ目小僧や、
二口女など、顔が異相になっているものは多いです。

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さて、ホラー映画では、「顔面崩壊の恐怖」というのが
一つの小ジャンルになっています。拷問を受けて顔を切り刻まれる。
酸などをかけられる、皮を剥がされる。これは怖いですよね。
ただ、これについては以前に「顔面崩壊の恐怖」という記事を
書いてるので、これ以上はふれません。

関連記事 『顔面崩壊の恐怖』

だいぶ前から、機械が人間の顔を認識できるようになっています。
静止画像だけでなく、監視カメラのデジタル動画から、
人を自動的に識別し、性別や年齢をある程度まで認識して、
個人を特定することもできます。

映画『ダゴン』から、顔の皮を剥がされる人
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怪談では、カメラの顔認識機能が幽霊にも反応するという話が、
だいぶ以前からあります。東南アジア旅行をした人が
太平洋戦争の激戦地のジャングルで写真を撮ったら、あっちにも
こっちにも顔の反応があったとか。逆に、生きた人間なのに、
どうしても顔認識されない友人がいるとか。

面白いところでは、自分のブログにアップしようと、
ステーキハウスで食事の写真を撮ったら、なぜかステーキ肉を
顔認証した。もちろん牛の顔の部分の肉ではありません。
これ、スマホなどの顔認識システムは、現在のところ2次元でしか
対象をとらえることができないんですね。

顔認識システム
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つまり、目が2つと口は認識できるものの、高くなった3次元の
鼻は認識できません。そのあたりが誤作動が起きる原因
なんだろうと思いますが、このシステムも年々改良され、
誤作動はだいぶ少なくなってきています。

2001年と古い話ですが、アメリカのスーパーボウルで、
フロリダ州タンパの警察は、顔認識システムを使い、入場者に犯罪者や
テロリストが混じっていないか探した結果、逮捕状が出ている
人物をなんと19人も発見しました。それから20年がたとうと
しているので、現在の進歩の度合いがわかると思います。

犯罪関係では、もっとスゴイ話もあります。犯人が残した唾液、
髪の毛、皮膚片からDNA解析をする。で、その塩基配列をもとに
犯人の顔を再現する技術が進歩し、実際に犯罪捜査に使用されて
逮捕につながってるんです。DNAの情報だけから顔を再現するなんて、
本当にそんなことができるんだろうか、って思いますよね。

本人DNAのだけから造られた3D像
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人間の顔立ちを決定するには、さまざまな物質が関与しています。
例えば、鼻の軟骨の成長をコントロールする物質、顎の骨の成長に
かかわる物質などが、一人ひとり異なるつくられ方をするため、
人間の顔の多様性につながっていると考えられるようになってきました。

この技術を「DNA顔モンタージュ」と言います。下の画像をごらん
ください。これはNHKスペシャルで報道されたもので、
遺伝子以外の情報を一切用いず顔を再現したものです。
本人のほうがやや痩せ気味ですが、自分にはそっくりに見えます。
驚くべき技術というしかないですね。

『NHKスペシャル 人体』より
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アメリカの実例では、ルイジアナ州で2009年に起きた殺人事件。
手がかりは被害者のつめに残ったわずかな皮膚片。
そのDNAを解析し、アメリカの犯罪者データベースに照合したものの、
成果はありませんでした。当時の技術ではそこまでが限界だった
んですが、6年後、DNAから顔が再現できるようになり、

それで得られた画像を公開したところ、情報提供があって犯人逮捕に
つながりました。操作陣は当初、犯人をヒスパニック系と
見ていましたが、画像は白人を示しており、実際、そのとおりでした。
アメリカでは現在まで、すでに20人以上の犯人がこの技術で
逮捕されているんです。(日本では未導入)

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これができるんだったら、受精卵のDNAを改変して、産まれてくる
子どもの顔立ちも変えることができそうですよね。おそらく髪や
目の色などについてはできるでしょう。骨格部分はまだ難しい
かもしれませんが、そもそもその技術はタブーです。

さてさて、これ系の話をしているうちに制限字数がきてしまいました。
顔のオカルトホラーは、まだまだ、もう3回分記事が書けるくらい
あります。いずれ続編を書くことになるでしょう。
では、今回はこのへんで。

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