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怪談語りについて

2020.01.26 (Sun)
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今回はこういうお題でいきます。いちおう怪談論のカテゴリです。
さて、最近、読むほうの怪談はそこまで変化はありませんが、
怪談を語るほうはかなり盛り上がっており、あちこちで
怪談会やコンテストが開かれていますね。

怪談師の方も、タレント、漫才師、落語家、僧侶、怪異収集家と
多士済々です。自分はyoutubeでたまに見る程度ですが、
一人ひとり語り方が違っていて、ひじょうにバラエティに富んでおり、
見ていて飽きることがないですね。自分の場合は、怖がるというより、
この人は何に重点を置いて怖がらせようとしてるかに興味があります。

これもいろいろですね。最初から最後までボソボソと語る方もいれば、
山場で急に声調を変えたり、声を張り上げたりする方もいます。
このあたりは映画に似ているなあと思います。ホラー映画でも、
地味な形で淡々と話が進んでいく心理ホラーと呼ばれるものと、
おどかしギミックがたくさん入っているものとがあって、

これはどちらがいい悪いということではなく、見る人の好みの
問題だと思います。ホラー映画はたくさん出てるので、
自分に合ったものを見に行けばいいわけですね。
怪談もまた同じではないでしょうか。

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さて、当ブログで書いているのは「実話風の創作怪談」あるいは
「創作の怖い話」ですね。いちおうの決まりごととして、
出てきた人物が一人称で体験談を語るという形になっています。
これねえ、「創作」と明言することで、だいぶ見てくださる
お客さんを減らしていると思います。怪談はやはり、実話なのか

そうでないのかあいまいなところが妙味であって、最初から創作と
言ってしまえば、「それなら見ない」という方も多いんです。ですが、
自分が一人で千以上も怖い話を書いて、全部が実話ですと言っても
通用するはずがありません。しかたなくこういう形で始めたんです。
まあ、どうせ個人的な趣味のブログなわけですし。

自分は当ブログの話を、完全に「読む怪談」として書いています。
ですから、たぶん朗読しても怖くはないだろうと思います。
細部をかなり書き込んでますので、冗長にすぎるんですね。
また、自分の怪談を語り用にリライトするとしても、
多大な労力が必要になると思います。

自分は稲川淳二さんの怪談語りのフアンで、全国ツアーを何度か
見に行ったことがありますが、やはり読む怪談とはだいぶ違います。
まず、一番大きい点は、読む怪談は活字になっているので
読み返すことができるということです。

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この意味はおわかりと思います。読者の方が、途中で「あれ、変だな」
と思われた場合、前にさかのぼって確認することができるんですね。
ですから、しっかりつじつまを合わせていなくてはなりません。
登場人物の数が変わっていたり、ことわりなく場所が移動して
いたりはできないんです。話の中の時間の管理もあります。

これに対し、怪談語りの多くはライブパフォーマンスですので、
もちろん最低限つじつまが合っているのは当然ですが、
読む怪談ほど気を使う必要はありません。なんというか、
勝負をするのはそこではないんですね。

話の筋も、枝葉の部分はパッパと飛ばして、恐怖が盛り上がる、
お客さんを怖がらせたい部分に力を入れればいいわけです。
おそらくそのほうが、印象に残る怪談になると思います。
あと、稲川淳二さんの怪談の場合でも、聞いてて、あれ変だなと
思う部分はないでもありません。

ですがそれも、怖さのサビの部分を聞くと頭から飛んでしまいます。
そのあたりが語りの持つ大きな強みだと思います。コンビニで、
稲川さんの怪談を書き下ろしたのや、マンガに化したのを
売ってますが、細部が整えられていたりすることが多いんですね。
怖さは、残念ながらライブよりはずっと落ちると思います。

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あとはそうですね、語りの場合は、その怪談師の方のキャラクターも
かなり重要だと思います。その人なりの味の出し方というか。
そりゃそうですよね。ビートルズとローリングストーンズが
同一曲を演奏しても、まるで違ったものになるはずです。

ですから、怪談師さんも、自分に合った形を早く見つけて、ネタを
増やしていくのがいいんじゃないかと、僭越ながら考えます。
ここで、お前はやらないのかと言われるかもしれませんが、
無理ですね。自分は人前に出るのがたいへん苦手ですし、
なによりやってる時間がありません。

一時は、自動朗読とかでyoutubeに動画を上げることも考えたり
したんですが、上記のような理由から断念しました。
オカルト、怪談関係はこのブログだけでの活動になると思います。
まあ、自分は占い師ですので、本業のほうに力を入れていきます。

さてさて、ということで、怪談語りについて所感を述べてみましたが、
語りのほうは正直よくわかりませんので、見当違いの部分もあるかと
思います。なんにしても、怪談、怖い話が盛り上がるのはたいへん
喜ばしいことです。では、今回はこのへんで。






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