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画像の話 2題

2020.01.31 (Fri)
今回はこういうお題でいきます。今は画像の保存や整理が簡単に
なりましたよね。例えば、どこかに旅行に行ったときなど、
家族の写真をデジカメで撮って、パソコン等に保存しておく。
そのうち気に入ったものを自宅のプリンタで印刷する。
たしかに便利なんですが、昔のフィルム写真ほどありがたみが
なくなった気もします。昔は写真屋さんに現像してもらった
写真ができてくると、家族が集ってわいわい言いながら見て、
その後、大切にアルバムに貼ってましたよね。ところが今は、
ずらずらっとパソコンで見て終わりということも多いですし、
写りが悪いものは、クリックひとつで削除できます。あと、
メールに添付できるので、外部とのやりとりも簡単です。

画像のオカルトというと、まず一つは、なぜかフォルダに保存した
覚えのない、見たことのないものが入っている場合。
ただこれ、自分で保存して、そのことを忘れてしまってることも
多いんだと思います。この逆もありますね。たしかに保存してた
はずの画像が、いつの間にかなくなってしまっているケース。
こちらも、お酒を飲みながら画像を見ていて、何気なく削除して
しまったとかかもしれません。あと、怪談によく出てくるのは、
見覚えのある画像だけど、前とは何か違っているように思える場合で、
遠くに写っていた人物が、見返すたびに近づいてくるなんて話も
あります。今回は、自分が聞き取りした話の中から、
そういったものをご紹介したいと思います。

美容師 三村瑛美さんの話
三村さんは20代後半の美容師さんで、自分がよく行く美容院の
スタッフの方です。こんな話をお聞きしました。
「私、食べブログをやってるんですよ。ほら、仕事場の美容室は
 繁華街の中にあるでしょ。だから、昼食休憩のときに毎日違う店に
 行って、お店の人に断ってスマホで写真を撮り、ブログにあげてるんです」
「ははあ、アクセス数は多いんですか」 「うーん、まあそれなりですね。
 お給料が安いから高い店には行けないんです。だからグルメブログって
 わけじゃないし」 「ああ、でも庶民的でいいじゃないですか」
「それで、画像はパソコンに保存してるんですけど、2ヶ月くらい前、
 たまったのを整理してたんです」 「はい」 「そしたら、一枚だけ、
 自分で撮った覚えのない画像があって」

「それはどういう」 「戸棚の中に瓶(かめ)が2つ並んでるんです。
 戸棚は腰の高さくらいで、木が真っ黒になった古いもので、その中に
 50cmくらいの瓶が2つ。蓋がついてて、たぶん梅干しを漬けたり
 するようなやつです」 「まったく記憶がない?」
「はい」 「それでどうしました」 「そのときは自分が保存して
 忘れてるんだと思いました。けど、どう見ても必要なさそうなんで
 その他のフォルダに入れたんです」 「で?」 「そんなこと、
 すぐに記憶から消えちゃいますよね。で、1ヶ月前です。
 仲のいい同僚の子と、連休を利用して古民家宿泊することにしたんです。
 場所は奈良のほうで、囲炉裏のある古民家で一泊してキノコ鍋を
 食べるっていう」 「癒やされそうですね。それで?」

「午前中に電車で出て、お昼に向こうに着きました。世話役の方が
 駅で待っててくれて、古民家に案内されたんです」
「藁葺き屋根の?」 「はい、でも中は隅々まできれいになってました」
「で?」 「世話役は近所の主婦の人なんです。お昼はその人たちが
 打ったお蕎麦をごちそうになって、その後にベリー狩りをしました」
「ベリー?」 「地域おこしでブルーベリーなんかを栽培してるんです」
「あ、なるほど」 「で、その後、古民家に入りましたが、部屋は4つ
 くらいだけど板敷きで広いんです。台所は土間で、かまどが2つありました」
「で?」 「下のほうに戸のない棚があって、そこに2つ瓶が並んでて・・・」
「画像で見たやつってことですか」 「はい、それ見てなんか変な感じがして、
 ややあって、あ、前にパソコンに入ってたものだって思い出したんです」

「まったく同じでしたか」 「それは前の画像は完全に覚えてないけど、同じだと
 思ったんです。不思議でした」 「そうですよねえ」 「まだ世話役の人が
 いたんで聞いてみたんです。そしたら、昔使ってたものだけど、
 中は空ですって」 「開けてみましたか?」 「それが・・・なんとなく
 気味が悪くて、そのときは開けなかったです」 「で」 「地元の温泉に行き、
 夕食はさっき言ったようにキノコ鍋や山菜料理、それからお酒を飲んで、
 敷いてあった布団に寝ました。そのとき、同僚の子に話してみたんです。
 そしたら、前に来たことがないなら、ただ似てるだけじゃないかって」
「まあ、ふつうそう思いますよね」 「気になるなら、明日の朝いっしょに
 開けてみようって言われて」 「で」 「朝になって、顔を洗った後に
 開けたんです」 「三村さんが?」 「はい、そんなことが怖いと
 
 いうのも変ですから」 「中は?」 「どっちも空でした。中もきれいに
 なってて何もなかったんですが・・・」 「が?」 「戻すとき、
 手前のほうの蓋を下に落としちゃったんです。そしたらぱっかり2つに
 割れて」 「ケガしなかったですか」 「大丈夫でした。
 古民家を立つとき、世話役の人に話をして、弁償しますって言ったら、
 そんなもの別にいいですよって」 「ははあ」 「それで大阪に戻って、
 すぐパソコンを開いてその画像を探したんです」 「ありましたか」
「はい、ですが・・・今プリントして持ってきてるので見てもらえますか」
「いいですよ」 「これです」 「・・・手前の瓶の蓋が開いてますね」
「前はどっちも閉まってたはずです」 「たしかに?」 「だと思います。
 それと・・・暗くて見えにくいんですが、底に細長い白いものがあって

 人の指に見えませんか」 「え? あ、そう言えばそう見えるかも」 
 画像データをメールで自分の共同事務所に送ってもらえますか。拡大して
 調べてみます」 「お願いします。最初に見たときはどっちも蓋が
 閉まってたと思うし、その画像、bigbossmanさんのほうで処理してください」
で、事務所に戻ったらメールが来てたので、画像をフォトショに入れ、
ノイズを処理して明度を上げ、拡大してみました。そしたら、たしかに人の指、
右手か左手かは判別できないものの、ネイルをしている女性の人差し指に
見えましたね。おり返し三村さんに連絡し、元画像の痕跡を完全に消去し、
指のケガに注意するよう話したんです。迷ったんですが、京都のある神社で
お祓いも受けてもらいました。そのおかげかはわかりませんが、
三村さんには特に異変はありません、今のところは。

占星術師 bigbossmanさんの話
自分は趣味でオカルト研究をしていまして、オカルトならほぼすべての分野に
ついて調べてるんですが、収集してるのは19世紀から20世紀前半にかけての
ヨーロッパとアメリカの心霊主義時代の霊媒師や降霊会の画像です。
で、これ、数千枚の画像がHDDに入ってる中で、一枚だけ
やっかいなのがあるんです。詳しい人ならわかると思いますけど、
アメリカの降霊会で女性霊媒師が呼び出した霊体を赤外線カメラで
撮影したとされるものです。まあ、インチキ写真だという評価が多いんですが、
自分の場合、なぜかこの画像があちこち勝手に移動するんですよね。
フォルダの画像をクリックして見て、それだけなのに、もうその画像が
見つからなくなる。毎回というわけではないですが、これは不可解です。

で、画像名でパソコン内検索をすると、ありえない場所に移動してるんです。
消えてなくなるわけではないんですね。画像が入ってるのは外づけのHDDなので、
パソコンを変えても同じ現象が起きます。それと、この画像を開くと
高確率で家の電気製品が止まるんです。今までにも、エアコンや電池式の
目覚まし時計が止まりました。偶然だと思われるでしょうが、電池は取り替えた
ばかりで、1回電池を外して入れ直すと普通に動きました。自分は海水魚を
飼育してるので、冬場はヒーターが止まると全滅してしまうかもしれません。
(いちおう複数ヒーターは入れてますが)そのため、その画像は
このところ1年近く開いてないんです。もちろん原因はあれこれ考えてみたものの、
わからないと言うしかないですね。画像は海外のホームページから
コピーしたもので、そのホームページは今は見られなくなっています。





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