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銃器のオカルト

2020.02.26 (Wed)
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ラスベガス銃乱射事件

今回はこういうお題でいきますが、以前にアメリカの
ウインチェスター・ミステリーハウスのことは詳しく書いてるので、
内容がかぶらないようにしたいと思います。うーん、あんまり
オカルトな話にはなりそうもないですね。なぜかというと、
現代の日本は、世界で最も銃とは縁遠い国の一つだからです。

関連記事 『アメリカオカルト裏観光2』

みなさんのまわりに、銃を所持してる人はいませんよね。
まあ、中には、狩猟免許を取っているという方がおられるかも
しれませんが、その多くは殺傷力の低い散弾銃でしょう。
ライフル銃は、散弾銃の所持許可を受けてから10年以上
たたないと免許が下りないんです。

あと、拳銃は日本では警察官など以外は所持不能です。
ただ、これは現代の話で、秀吉の朝鮮出兵があった頃は、
戦国時代を経ている日本は、世界でも有数の鉄砲所有数でしたし、
撃ち方に慣れた兵士も多かったんですよね。

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それが、徳川250年の平和があり、鉄砲は厳しく統制され、
江戸の庶民が銃器を持つのは無理でした。幕末になって拳銃が
少数日本にも入ってくるようになり、坂本竜馬が所持していて、
寺田屋事件のときに幕府の捕方2名を射殺したのは有名です。

ですから、呪われた刀といった話はたくさんあるんですが、
日本では呪いの銃というのは聞いたことがありません。
まあこれは、接近戦で斬り倒す刀と、離れた距離から撃つ
銃との違いということもあるかもしれません。

戦国時代 日本は世界最大の銃保有国
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アメリカの話をしましょうか。アメリカは銃社会と言われ、
人口よりも多い数億丁の銃があると見られています。
毎月のように銃乱射事件が起き、1982年以降に起きた
銃乱射事件の死者は1000人近くになっています。

記憶に新しいところでは、2017年にラスベガスで起きた
銃乱射事件で、カジノホテルの32階から、犯人は
カントリー・ミュージックフェスティバル会場に向け、
自動式の銃を数千発発砲、58人が死亡、546人が負傷。
犯人は、警官隊の突入前に自殺したとみられています。

銃をかまえるマタギ
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怖いですよね。いつ自分が銃乱射の犠牲者になるかわからない
わけで、オカルトよりはるかに現実的な恐怖です。
では、なぜアメリカで銃規制が進まないのか。全米ライフル教会の
ロビー活動のせいだなどとも言われますが、最大の原因は
合衆国憲法が国民の銃所持の権利を認めているからでしょう。

合衆国憲法修正第2条に、「規律ある民兵は自由な国家の
安全保障にとって必要であるため、国民が武器を保持する
権利は侵してはならない」とあり、「規律ある民兵」の部分は
個人を表していると解されています。

これはアメリカ建国時の歴史からきたもので、イギリスの圧政から
血を流して独立した、独裁政権からの革命権と考えられます。
まあねえ、現代のアメリカ政府は核ミサイルを持っているので、
民衆の革命で倒せるようなものではないんですが、
その当時の精神だけは残っているということなんでしょう。

この映画の犠牲者がもし銃を持っていたら?
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この他にも、銃を規制しても、以前からある銃をすべてなくすことは
できないから犯罪者が有利になるだけとか、体格に劣る者や
女性でも、銃があれば相手と対等に戦えるからとか、広い敷地を
持つ農場地帯などでは、警察が駆けつけるのに時間がかかり、
自衛手段としての銃が必要だから、などの意見があります。

自分はアメリカの田舎に住んでいたことがあるので、最後の意見は
わかります。隣の家まで1kmもあるなんて場所も珍しくもなく、
映画『悪魔のいけにえ』のモデルになったとされる「エド・ゲイン事件」
のようなことがあっても、なかなか発覚しないんです。

「総統の黄金銃」
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あと、銃規制反対派の意見として、「銃が人を殺すのではなく、人が
人を殺すのだ」というものがあり、たしかに、銃所持率が高い
カナダやスイスでの銃犯罪はアメリカのように多くはないんです。
ただ、これには、社会背景として国民の貧富の差が関係してるでしょうし、
アメリカの貧富の差は拡大する一方なんです。

あ、社会ブログみたいな内容になってしまいました。歴史上の
有名な銃として、まずあげあられるのが、「総統の黄金銃」と
呼ばれるA・H(アドルフ・ヒトラー)のイニシャルが入った拳銃、
7.65mmワルサーPPでしょう。長い間、ヒトラーの自殺時に使われたと
考えられていましたが、どうやらそうではないようです。

「リンカーン・キラー」単発銃です
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この銃、オークションで1千万円以上の値がつき、所有者は何度か
変わっているようです。次に有名なのが、リンカーン暗殺に使われた
「リンカーン・キラー」。画像で見るとおり、小さい護身用の
6インチデリンジャーです。

さてさて、犯人のジョン・ウィルクス・ブースはこの銃を
25ドルで買ったとされ、犯行現場であるフォード劇場に今も展示
されています。この暗殺の直前、リンカーンは自分のドッペルゲンガーを
見たという話が伝わっていますね。ああ、やっと最後で
オカルト話になりました。では、今回はこのへんで。

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