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幽霊の肖像

2015.02.12 (Thu)
今回も前夜に引き続き、雑談程度のお話です。
幽霊の目撃談は、自分が収集した限りでは似通ったものであることが多いです。
特に人型の幽霊であった場合、
性別は女性が多く、年齢は幼女からおばあさんまで幅がありますが、
若い女である場合も多く見られます。
髪は長い黒髪で、服は白のワンピース(今時ワンピースは珍しいと思いますが)
やせ形、このあたりが幽霊のステロタイプ(貞子)ということになりそうです。
逆に、幽霊を信じない人からは、
なぜデブの幽霊はいないのか、なぜ茶髪の幽霊はいないのか、
なぜ蛍光ピンクのダウンを着た幽霊はいないのか、などとつっこまれたりもします。

これは、幽霊は暗いときに見るので無彩色(黒、白、灰色)が多いのでしょうか。
ちなみに、色というのは心理物理量と言われることがあります。
この説明もなかなか難しいのですが、不正確なことを承知で思い切って言うと、
色というのは人間の中に存在するものなのです。
みなさんが目にするさまざまな物には物質としての特性があります。
その中で表面の分子構造(凹凸)などにより、特定の光を吸収し、特定の光を反射するわけです。
黄色の光を反射し、それ以外を吸収してしまうという物質があれば、
それは皆さんの目には黄色に見えます。
(実際はそれほど単純ではなく、黄色の補色を吸収し、それ以外を反射したりとか)
つまりみなさんが見ている色は、物から反射された光ということになるわけです。

赤い絵の具があったとして、パレットに出したときに鮮やかな赤なのは、
光を反射しているからです。絵の具のチューブのキャップを閉じてしまうと、
中に光は入りません。ですから中の色は黒と言えます(観測できませんが)
このあたりはけっこう錯覚を起こしやすいところで、
われわれはチューブの中に赤が詰まっていると考えてしまいがちです。
夕方になってだんだん暗くなってくると、それにつれて物は色を失い黒に近づきます。
これは色が光によってもたらされているからです。
また、物は光のあたる角度によって微妙に色を変えていきます。

では、光に色があるのでしょうか。
確かに空にかかる虹は七色ですし、プリズムを通して見た光もそうなのですが、
これは光の波長による違いです。紫が波長が短く、赤くなるにつれて長くなります。
これを捉えたわれわれの目の器官が、色をつくって脳内に送っているのです。
生物の中には人間の可視光線以外の領域が見えるものもいるようです。
では幽霊は、物的な特性として無彩色になりやすいのでしょうか。
それとも単に、幽霊を描写するのに、
黒い髪、白い服と言っておけば無難だからでしょうか。
このあたりは難しいところですねw
ちなみに、英語版Wikiには『White Lady』という項目があります。

White Lady(ghost)
ここでは世界各地で目撃される「白い女性の幽霊」についてまとめられています。
イギリス、アメリカ、フィリピン、ドイツ、オランダ、ブラジル・・・
まさに世界中で、白い服の若い女性の幽霊の目撃例、あるいは伝承があるのです。
興味深いですね。幽霊は実際にいてそういうふうに見えるようになっているのか、
それともわれわれが幽霊を語るときに、そのような姿を無意識に選択してしまうのかw
もっとも最近の実話怪談では、このあたりを逆手にとって、
わざと奇抜な姿の幽霊を登場させることもあります。

これについて自分の見解を書くと「長い黒髪、白い服の若い女性の幽霊」は、
名無しさんであることが多いのです。名無しさんというのは、
いつどこで亡くなった誰の霊かわからないという意味です。
ですから、本当にその幽霊が生前に人間であったものかはわかりません。
もしかしたら妖怪の類かもしれないのです。
これが、先月病院で亡くなった○○さんの幽霊、というものであった場合、
当然顔は○○さんそのものでしょうし、服装も○○さんに関係あるものになるでしょう。
これはあくまでも、夜道で見かけた誰とも知れない・・・
などという場合に使われることの多い目撃例なのですね。
このような点から、自分は幽霊の目撃談においては、
その個人が(故人が)特定されているかどうかを重視しています。

さて、話は変わって、心霊写真に見られる幽霊のほうにいきます。
これもいろいろ揶揄の対象になりますね。
なぜ心霊写真の幽霊は、端っこのほうとか足の下とかにちょこっと出てくるだけで、
どうどうと前面に姿を現さないのか?
なぜ心霊写真の幽霊は正面向きが多く、横顔や後頭部は少ないのか?
(もっとも後頭部だけ写っていても、生きた人との区別がつけにくいかもしれませんが)
なぜ心霊写真の幽霊はカメラ目線でピースサインを出したりしないのか・・・
まあこれは言いがかりレベルですが。
心霊写真の幽霊には、写り方の傾向というのがあるようです。

フイルムカメラからデジタルに変わって、
カメラの機械的(フイルム巻きなど)光学的なミスというのは少なくなりました。
その反面、写真屋に現像を頼む場合が少なくなり、
画像ソフトの発展により、誰でも手軽に画像のレタッチなどができるようになりました。
実は自分も、低レベルではありますが、
フォトショを用いた画像加工を趣味としてやります。
それで、幽霊を画面内に入れる場合、どうしても正面には入れにくい。
心理的にストップがかかるんですね。
端のほうに入れ、体の一部が他の人物(生者)にかかるようにしたり、
幽霊だけ透けさせたり、一部を消したり、縮尺を変えたり・・・

何もこれはすべての心霊写真が画像加工による捏造だと言っているわけではありません。
ネット上には多数の心霊写真、動画がアップされていて、
次から次へとコピーされて増殖していきます(『リング』のビデオみたいですね)
それらを集めて分析を加えると、見えてくるものがあるという話なのです。
それは幽霊の特性かもしれませんが、画像加工する人の心理なのかもしれません。
それはそうと、テレビでやる「心霊写真特集」などの番組はさすがにひどい。
あれらは専門家がきちんと検証すれば、加工とわかる物も多いはずですが、
なぜかそういうことはしません。
「これはネットで拾ったものです」「匿名で局のほうに寄せられたものです」
「テレビ局はご紹介しているだけです」「信じるかどうかはあなたしだい」
こんな責任逃れのスタンスばかりで、最近は見ても不愉快になることが多いです。

とはいえ広い世界には未知の領域も多いです。
心霊写真や動画のすべてがニセモノと言うことはできないのではないでしょうか、
このことを最後につけ加えておきましょう。






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