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概念について

2015.03.20 (Fri)
この項は考えがまとまらないまま書いているため、
おそらく途中でグダグダになることが予想されます。
抽象的かつわけのわからない話があまり好みでない方は、パスされることをお勧めします。
「概念」ということについての話です。さて、「概念」をウエブ辞書で引いてみますと、
「ある事物の概括的で大まかな意味内容」となっていました。
これだと、ある事柄についてのだいたいの意味ということみたいですね。

もしリンゴだとすると、その概念は、
「木になる赤い果物で食用になる」こんなところになるでしょうか。
こう書けば「リンゴには黄色や青もある」という人もいるでしょう。
そういうふうに詳しく書けば書くほど、
実際のリンゴという存在に近づいていきますね。

なぜ「概念」ということを持ち出したかというと、
前にネットの掲示板で「幽霊という概念があるのだから、幽霊は実在する」
こんなことをいう人がいたからです。
それに対し、自分は違うんじゃないかと思ったので、
「じゃあ一つ目小僧という概念があるから、一つ目小僧は実在するのか」
と反論しました。まあ別に、一つ目小僧でなくて龍とかでもいいわけですけども。
ネットの掲示板ですので、その場で何か結論が出るわけもなく、
うやむやになってしまったんですが、
このときに自分は、概念はあっても実体はないものというものも、
この世にはあると考えていたわけです。

例えば・・・そうですね。「愛」という概念があります。
では実体としての愛、というのはこの世にあるでしょうか。
これは「ある」と答えられる人が多いと思います。自分もあると思いますが、
では、そう答えた人に愛とはなんなのか聞いてみると、
けっこうバラバラな答えが返ってくるんじゃないかと思います。
少なくとも「リンゴ」のように簡単にはいかないでしょう。
こういうのは抽象的な概念、と言えばいいでしょうか。
「希望」とか「ユートピア」なども抽象的な概念にはいるでしょう。

ここで思い出されるのが、
プラトンのイデア論のうちの洞窟の比喩という章です。
われわれは洞窟の中にいて、手足を縛られ壁に向かって座らされている。
背後では火が燃えていて、その前の通路を、
人々が手にいろんなものを持って通り過ぎていく。
われわれは直接そのものを見ることはできず、
壁に映った影を見ているだけ。この運ばれていくものが実体なのに、
われわれはその影を実体と思い込んでいるというわけです。

なるほど「愛」というような抽象的なものであれば、
この説明は納得できる気がします。
それぞれの人は影を見ているわけですが、見え方は角度によって違うでしょうし、
炎の燃え方によっても違ってくる。
だからいろいろな考えが出てくることになります。

実はこの世には、「実体がある」と思われていものの中にも、
つきつめて考えるとわからなくなってしまうものはけっこうあります。
身近なところでは、数学で使われる「点」とか「線分」などです。
「点」は空間の中のある位置を示すもので、一切の体積、面積、長さをもたない、
とされます。ところが実際に図形などを書くために点を打つ場合、
どうしても大きさ、面積ができてしまいます。

いくら細いシャーペンを使ったとしても、拡大してみればわかりますよね。
コンピュータで書いたとしても、ドットの大きさというのはあります。
ついでに「線分」というのは両端のある直線的な長さのことですが、
幅は持ちません。しかし実際に書けば幅は絶対にできてしまうわけです。
こう考えれば、われわれは数学で実際には書くことのできない、
点、線という概念を使っているということになりそうです。

余談ですが、物理学では素粒子を点と考えて扱ってきました。
質量や電荷などを持つものの、大きさは考慮しないということです。
計算上は内外の区別を持たず、
空間的な大きさのない点粒子として扱われてきました。
これで理論上は十分だったのですが、素粒子が実はひものようなもので、
それが振動していろんな特徴を生んでいると考える、
超弦(ひも)理論というものが生まれてきました。
ただしあくまでこれは理論の段階で、
実際にそんなひも構造が実在するという実験、観測は今のところはありません。

さてさて、話が込み入ったほうに行ってしまったので、
少し現実に引き戻しましょう。
「クトゥルー神話」というのがあって、オカルトフアンにはよく知られていますが、
これはH・P・ラブクラフトという作家が考え出した超自然的な神話、
つまり創作です。好きな人はそこに出てくる邪神のイメージ、概念を持っています。
クトゥルーであればタコのような外観を持った巨大な海棲生物という具合です。

このようなものは、実体はなく(あるいは実体は活字上の描写)
概念だけがある、と考えてもよいと思われます。
「ドラえもん」とかもそうですね。この概念としては、
「青い丸い耳のない猫のロボット」とか「藤子不二雄によるマンガに登場する猫型ロボット」
といった概念を言う人が多いでしょう。 では、幽霊はどうでしょうか。

「幽霊は、人間がその歴史上において、
死後の世界や死者がこの世に残した思いなどについて考え、
また、それらが絵画や芝居、創作文芸などによって共通化された概念であり実体はない」
こう言い切ってしまうことはたやすいのですが、言い切ることはできないと思われます。
なぜなら幽霊には目撃者がいるからです。
(一つ目小僧とかにもいるのかもしれませんが)
「空飛ぶピンクの豚は実在する、なぜなら自分が見たからだ」
もしこう言ったとしても、これは信じてはもらえないでしょう。
「空飛ぶピンクの豚を見た」という人は非常に少ないからです。

それに対し、幽霊の目撃者、心霊現象の体験者は、
たくさんの数が日々生まれ、動画なども投稿サイトに次々に出てきます。
幽霊の概念は当然ありますが、その微妙な部分は人によって違うでしょう。
では実体は・・・と話は最初に戻ってしまうわけです ww
ただし、リンゴはスーパーに行けば手に取って確めることはできますが、
幽霊はそうはいきませんね。






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コメント
こんばんは

幽霊を概念とは考えた事が無かったので、
少しビックリですがw

概念という言葉自体も、形としてみると曖昧な感じがします。
念の視覚イメージは難しいですので(^_^;)

何だか、哲学的なテーマになりますね。
ポテチG♯ | 2015.03.20 23:27 | 編集
コメントありがとうございます
確かに哲学的な話になってしまいまして
自分は実はあんまり得意じゃないんですが
案の定、何を言いたいのかわからないような内容になってしまいました
bigbossman | 2015.03.21 08:32 | 編集
bigbossmanさん、こんばんは!!^^

雑談、好きです、怖くないから。^^;抽象的な概念について、洞窟の比喩の御くだり、分かりやすかったです。^^そして私たちはその愛とか線分を使っているのですねー!!m(__)m
くわがたお | 2015.03.24 20:13 | 編集
コメントありがとうございます
高校で習ったうろ覚えの知識でお恥ずかしいです
「点」や「線」なんかも定義から妥協して使用してるわけですが
「愛」とかそういうものもまた
そうなのかもしれませんね
bigbossman | 2015.03.24 21:26 | 編集
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