聞いた話3

2015.04.11 (Sat)
昨晩に引き続いて人から聞いた話です。
自分の場合はほとんどが知り合いの人から聞いた内容ですので、
突っ込みなども自由にできますが、怪談のプロが、
見ず知らずの体験者の人から取材する場合はどうなんでしょうね。
状況がよくつかめないという場合は別として、
話が怪しいと思ったり、創作臭いと感じたとしても、
なかなか面と向かってそうは言えないんじゃないかなあ。

霊能者(切り絵作家)SSさんの話

これは自分が前にちょっとした(霊関係ではない)仕事でごいっしょして、
以来お付き合いのある霊能のある方から聞いた内容です。女性で50代。
身なりはいたって普通で、本業は切り絵作家なんです。
ここからの内容は、まとめてインタビューなどをしたものではありません。
それはご承知おき下さい。
まずラップ音(霊の出現直前などに鳴ると言われている音)なんですが、
SSさんによると、そういうのは特別ないんじゃないかってことでした。
昔の心霊主義時代の欧米の霊媒師が、交霊会の席で関節を鳴らしたり、
テーブルの裏を叩いたりしたのが始まりで、
そっから話が出てきてるんじゃないかって言ってました。

普段は意識していないだけで、実はしーんとしている家の中でも、
家鳴りをはじめ様々な音がしている。
「神経が鋭敏になっているときには、
そういう音も耳に入りやすくなるだけなんじゃないかな」
では霊の出現の兆候はないのかというと、これはあるそうです。
冷気、長い間霊がとどまっていた場所というのは、
そこに入った瞬間にぞくっとするほど寒く感じる。
鳥肌が立つ場合もあるということでした。
アメリカでやってるゴーストハンター番組でもこれは出てきます。
霊がいると言われる場所は、気温の実測値が周囲より低いことが多いんですね。
これを感じることができる人はたくさんいるそうです。

SSさんには、霊の姿は色として見えるということでした。
どういうことかというと、例えば真っ暗闇を懐中電灯で照らしているような場合、
ある場所に色の固まりが見えるんだそうです。
赤とか青とか、原色もあるそうですが、もっとくすんだ色の場合も多い。
これは前に何かの話に取り入れさせてもらったんですが、
赤系の色になっている霊は、
怨みや怒りの気持ちを持っていることが多いんだそうです。
それに対し、緑や青はただ単に現世を懐かしがっているような場合で、
白に近づくほど執着が薄れて、成仏と言っていいのかわかりませんが、
この世からの消滅が近くなっているんだそうです。
これは一般の人には見えません。

SSさんは、そういう色が見えた場合、
近くに寄ったり手を差し入れたりしてみます。
そうすると3回に1回くらいで断片的な情報が読み取れることがあるそうです。
性別や年齢、名前、亡くなり方、現在持っている感情などがわかるわけですね。
その霊の容貌が頭の中に像として浮かぶのは10回に1回くらいだそうです。
ただしこういうのは、霊能の質によって違いがあるようで、
自分より力の強い人はもっとはっきりわかるのだろう、とも言ってました。
霊の情報が読み取れるときは、その霊が新しい(死んだばかり)か、
強い感情を持っているか、向こうから何か伝えたいことがある、
この3つの場合だろうと考えているそうです。

SSさんは「自分には霊を祓うことはできない」と言ってます。
「だから霊能者と言っても、できることは限られてるの。
 霊障と言われるような問題も解決できたためしがない」
もちろんSSさんは霊能でお金を得たリはしていません。
霊は生きた人間に影響を与えることはまずできないのですが、
逆に人間側から霊に干渉するのも同じように難しいのだそうです。
ただし、最近言われることが多くなった生霊、
これは他の人間に影響を与えることができるそうです。

例えば、みなさんは何かにぶつけたり、
ストレッチのようなことをしたわけでもないのに、
急に肘や肩が痛くなったことはないでしょうか。
これは単なる体の問題の場合のほうが多いでしょうが、
ときとして、生霊が近づいて起こしていることがあるということでした。
生霊は他の人間を病気にしたり、
うつ状態にしたりする力もあるということでした。生霊の場合は色ではなく、
肩などにしがみついてい姿がかなりはっきり見えるそうです。
しがみつかれている人の奥さんだとか、恋人だとか、仕事のライバルだとか、
そういうこともある程度推測できる。
そういうときも、生霊を祓うというのではなく、慎重に考えて、
人間関係を改善するための常識的なアドバイスをするようにしているそうです。

あとそうですねえ。
5、6年くらいかけて少しずつ聞いた話をまとめて書いてるので、
断片的になって申しわけないんですが、
霊は人気のない山の中や廃墟などにはほとんどいないんだそうで、
これはけっこう意外でした。
霊は基本的に生きた人に何かを訴えたり、
わかってもらいたいことがあってこの世に残っている。
だから、人が大勢いるにぎやかな場所に多くいるのだそうです。

それと霊は夜より、むしろ昼のほうがたくさんいるとも言っていました。
昼のほうが気配を感じる場合が多いのですが、
ただし、上記した色が見えるのはSSさんの場合は夜に限られている。
「これは太陽の光がじゃましてるのか、
 どういうメカニズムになってるのかわからないけど、
 数だけなら昼のほうがいるよ」ということでした。
草木も凍る丑三つ時、というのはちょっと違うんだそうです。
ただ夜のほうが見えやすいだけ。

その人の守護霊とか祖先霊、前世などについてはまったくわからないそうです。
「最近、守護霊、前世の質問をされることが多くなったけど、
 これはスピリチュアルの流行と関係があるのか。
 私には見当もつかない話だね」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自分は執拗に怖い話を書いている割にはまったくの0感ですので、
これらの話の真偽について何かを言うことはできません。
ただ、SSさんは嘘を言うような人柄ではないですし、
誠実な仕事をして信用と少なからぬ収入を得ています。
思春期の少女のように、注目されたいがためにやっているとも思えないです。
以上でした。







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コメント
人に何か言いたいことがあるからいる。
だとしたら、人の多いところにいるのも、人が多く活動している昼間に多いという話も納得ですね。
私も霊感はありませんが。興味深いお話でした。
椿 | 2015.04.12 11:48 | 編集
コメントありがとうございいます
まあ・・・山の中にいても年に何回人が来るかわからないし
廃墟にいてもまずDQNしか来ないだろうし
それはそうだろうとも思うんですけど・・・
bigbossman | 2015.04.12 21:58 | 編集
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