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自分が好きな怖い話2

2013.08.01 (Thu)
奇妙な味と言われる作品群も読んでいます。
ロード・ダンセイニの『二瓶の調味料』とか、
ロアルド・ダールの『南から来た男』とかスタンリイ・エリンの
『特別料理』とか、ああいうやつですね。

感心したのはジョン・コリアの『夢判断』、
怖いと思ったのはシャーリー・ジャクスンの『くじ』です。
コリアは発想が天才的で才能で書いているという感じがします。
シャーリー・ジャクスンは長編の『山荘綺談』なんかを読んでも、
人間の持つ残酷さというのがよく書けているなあと思います。
『くじ』で、ぼうやに石を持たせるあたりはほんとうに怖い。
人が人に対してここまでできるのか、
というテーマが心霊よりずっと怖い気がします。

そういえばコリアもジャクスンも、
アメリカの高級総合雑誌といわれる『ザ・ニューヨーカー』に書いていて、
日本でも『ニューヨーカー短篇集』といったアンソロジーが出版されています。
ミステリが多いですが、読んで損はないと思います。
あと、サキなんかは職人芸と言えばいいか。
特に強烈な怖さは感じないけど、全体的にやわらかい
作風が好きなのがウオルター・デ・ラメア。




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