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12のシナリオ

2015.09.24 (Thu)
*今日は怖い話ではありません。
今年2月に発表され、世界的な話題を呼んでいる「12のシナリオ」の話です。
ただ、これを詳しく書いていくと大変長くなると思われるので、紹介程度で。

『ポートが公表されたのは今年2月中旬。作成者にはオックスフォード大や、
傘下のフューチャーヒューマニティ研究所の科学者、
スウェーデンのグローバルチャレンジ財団の専門家、
ビジネス分野の将来リスク分析などを手掛ける専門職「アクチュアリー」
らそうそうたるメンバーが名を連ねた。』

人類滅亡に至るシナリオというのは下表のようなことで、
10の対処法も発表されています。



少し説明すると、(5)の国際的なシステムの崩壊というのは、
基本的には経済の話のようです。
世界経済のグローバル化により、経済危機や貧富の差の拡大が起こりやすくなり、
大きな社会混乱や無法状態をもたらす可能性ですね。
(8)合成生物学は、(3)のパンデミックとも関係がありますが、
映画の『バイオハザード』のような状況でしょう。
対処法のない、あるいは常に変異し続ける人工的な病原体の蔓延。
(9)のナノテクノロジーに関しては、ナノレベルの超小型核兵器の開発など。
そういうのができれば容易に他国に持ち込むことができるでしょうし、
大陸間弾道弾とか必要ありません。滅ぼしたい国に100個ほど置いといてw
起爆装置は現地で作ってもいいわけですし。

(10)はSF等でおなじみの人工知能の反乱系の話、
『ターミネーター』のスカイネットシステムのようなことです。
(11)その他の全く未知の可能性というのは、例として、
「人類を不妊にする超汚染物質の開発」や
「人工ブラックホールが開発され、地球を飲み込む」
「動物実験により、人類を超える知能をもつ生物が出現」
「誰かが地球外生命(ET)にコンタクトし、危険な異星人の注意を呼び寄せる」
などが挙げられています。

うーむ、この間量子加速器で、マイクロブラックホールができるかもしれない
可能性がある実験が行われてましたよね。
これに関して、地球消滅の危険にまで言及する人もいました。
もし極小ブラックホールができて、その蒸発(ホーキング放射)が確認されれば、
ホーキング博士のノーベル賞もあったかもしれません。

あと、ETへのコンタクトですが、SETIのことを言ってるのでしょうかね。
地球外知的生命体探査(Search for Extra-Terrestrial Intelligence)のことで、
これは加速器ほど大きな予算は必要ではないため、世界の各地で行われています。
アクティブSETIとパッシブSETIがあり、
パッシブは宇宙を観測して知的生命の痕跡を探すこと、
アクティブは地球から宇宙に向かってメッセージを打ち出してやることです。
これらの活動がアダとなって、
悪い宇宙人が地球を発見して攻めてくるかもしれませんよ~というw
「人類を不妊にする超汚染物質の開発」というのは、なんとなくありそうで怖いですね。

まあねえ、人類滅亡の危険というのはつねにあると思います。
自分は恐竜が好きで、その関係のブログなども拝見させていただいているのですが、
恐竜の時代は2億年近く続いています。それに対し人間は、
約400万年前にその祖先が生まれたとされていて、
文明を持つようになってまだ1万年にも達していませんよね。
宇宙の年齢が130億年台という話もあり、
それから考えれば、恐竜の栄えた2億年というのは驚異的な長さです。
人類が恐竜ほどの時間を繁栄し続けられるかを考えれば、大きな疑問符がつくでしょう。

ここで「外因的なリスク」としてあげられている、
(6)巨大隕石の衝突 (7)大規模な火山噴火
というのは、現在の技術ではどうやっても防げそうもないですし、
火星とか地球外に脱出するほうが、対処法としては早く完成するかもしれないですね。
ただまあ考えてみれば、人間個人にとっても予期せぬ不幸、
例えば寝ている間に家にトラックが突っ込んでくるなどということもありますし、
そうなったらあきらめるしかないのかもしれません。

さて、多くの専門機関やマスコミがこの提言に対して分析しているように、
重要なのはリスクの種類よりも、対処法のほうでしょう。
これらのリスクのほとんどは、単一国家、単一企業、
個人レベルでは防ぎようがないものです。
当然ながら国家間の協力の重要性ということが指摘されているわけです。
このところ日本は安保法案でだいぶ混乱していましたが、
個別的、集団的自衛権というのも国家があっての話です。

さてさて、もし地球レベルの危機が起きたとして、
人類は国家を超えて対処できるでしょうか?
国家とは人類の社会的な進歩の上での一時的、便宜的なシステムで、
いずれは解体されて、地球全体が一つにまとまったりするでしょうか。
まあ、そういうことを考えるよいきっかけになるものだと思います。



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